片づけ苦手さん、家事など何かと苦手にしているものは、「おけライン」を意識する。
今日の記事タイトル、『片づけ苦手さん、家事など何かと苦手にしているものは、「おけライン」を意識する。』。
何だ? 「おけライン」って?
という感じですが、
造語です。
勝手に作りました。(笑)
以前の記事、『片づけレベルの見えないライン。 「片づけられない」、のではなく、「片づけない」自分に気づく。』 に書いたのですが、
大切なお客様の見える直前、我が家は瞬く間に片づいていきます。
え? 来るの?
と知った瞬間から、無駄のない動きで、10分経てば別部屋。(笑)
さらに10分経てば、散らかっていたことがウソのようなスマしたお部屋の完成。
だったら普段からこうしておこうか、というところです。
お客様のいらっしゃる直前の20分があれば、生まれ変わる部屋。
つまり本当は、普段からその実力があります。
普段片付いていないのは、「実力がありながら出していない」ということ。
これはあまり良くないことだそうで、
自分の魅力を出したり、実力を出したりすることに抵抗を感じてはいけない。
精一杯、それを出し切り、磨いていくことが幸せに生きるコツだそうです。
(斎藤一人さんの本で読みました。)
で、「おけライン」。
大きめの川を渡るように泳ぎだしたオケラは、川の途中で渡りきらずに引き返してくるそうで、
本当は渡りきる実力があるのに、なぜか渡らないのだそうです。
なぜ渡らないのかオケラの気持ちは分かりませんし、
新天地にのぞむより、今までいた安全そうな場所に戻る方が虫の生き方としては賢明だと思いますが、
これを人の生き方として考えてみるとどうでしょうか?
今いる場所で生きることだけが全てではなく、自分の意志で道を選び、
魅力を磨き、実力を身につけ、自分の中のハードルを越え続けて精一杯生きることにも価値があると思います。
(たとえがオケラなのに、大きな話になりました。(笑))
で、この本当はできる、その実力があるのに、
自分で越えずに、止める、戻ってしまうライン。
このラインを私は勝手に「おけライン」とよんでいるのですが、(笑)
普段の私の片づけ、家事全般、もっというと、何事においても、「おけライン」があります。
無意識に取り組むと、「ここらへん」でいいだろう、と手を止めてしまうラインです。
これは、意識しないと越えられない。
ここを越えて片づけよう、と意識しないと部屋は中途半端な片づけに終わり、
いつまでもピシッとキレイになりませんし、
掃除も中途半端がつづく。
それに自分自身が満足して、それでいいと思うならいいのですが、
心の中では普段から、ピシッと、キレイに片づけたいと思っていて、
おけラインで止めて中途半端になってしまう家事に、自信を失っている。
このおけラインを超える、自分の思い描くとおりの家事をしてみます。
テーブルの上を完璧にキレイにする。
(中途半端にものを残した状態にしない。)
ここの棚の中は、きちんと整理された状態。
など、中途半端な片づけを全体的にするのではなく、
一か所ずつでも完璧にして、おけラインを越えます。
この完璧なところを、棚一つから、二つ。
二つから、三つ。
棚が片付いたら、テーブルの上。
など日々一つずつ増やしていくことで、
着実に片づけ上手への道に進むことになるかも。
これ、台所の洗い物、など、
朝ピシッとしても、夕方には確実に散らかる、という戻りやすいところからではなく、
棚の中の整理とか、散らかりづらい机の上とか、
目立つし、気になっているところだけれども、
一度片づけたら、洗い物ほど頻繁に散らかっている状態に後戻りしやすくないところから先に取り組んで順番にこなしていくほうが、クリアしやすいかもしれません。
エリアごとに着実に攻めていく感じで、一つずつおけラインを越え、
自分の思う理想の家事にしていくのがいいように思います。