超カンタン家計簿。まず、いくら黒字赤字なのか、キチンと数字で知っておく。
なかなか家計簿つけが続かない方に、超カンタン家計簿のつけ方。
まず、自分の家計が、いくら黒字、赤字なのか?を、キチンと数字で知っておくこと。
ひと月に銀行に『振り込まれたお給料等(収入)』から、『「引き落とされた額」と「引き出したお金」』を引いた金額が、使ったお金。
こう書くと、当たり前で、誰でも分かることだと思われるのですが、
なんと、こんな分かりやすいと思われることも、
意外に分かりにくくなることがあります。
家計は、「銀行に振り込まれたお給料(収入)から、銀行から引き出した額と、引き落とされた額を引き算すると、使ったお金の金額が分かるわけですが、
これが、マイナスだったりすると、ちょっと複雑。
(赤字)
私も体験あるわけですが(笑)。
さらに複数の銀行を使っていて、自分なりに家計簿をつけていない場合、なかなか把握できなくなってきます。
(「この銀行で赤字、あの銀行では黒字、その銀行では赤字…」というような複数の銀行の収支が出るようになると、
トータルで赤字なのか黒字なのか分かりにくくなる。)
で、赤字などで、
今後、どうするんだ? という場合、
(家計を把握して、健全にしたい場合)
まず、予算を立てます。
ひと月に使える金額を、把握していないと、
使い過ぎになり、後から、他のことに使っておけば良かったと、思うことになりかねないので、
予算(目安)を立てておく。
ひと月の収支で足りない場合も、「賞与」等があれば、
「1年分の賞与等の金額を12カ月で割って、その分を、ひと月に使えるお金」とすると、
より現実的な予算がたてられ、
ひと月の生活はしやすくなると思います。
(毎月のお給料で使える金額に、この賞与分を足した金額が、ひと月に使えるお金)
ということで、
家計の把握は、やはり大切なのですが、
どうしても家計簿が面倒くさく、つけられないなら、
まず、この三つの数字を記録しておきます。
(「銀行に振り込まれたお給料等(収入)」、「通帳で引き落とされた額」、「通帳から手持ち現金で使うために引出した額」)
毎月、その三つを記録して、引き算しておくだけで、
(「収入額」 引く 「引き落とされたり、引き出された額」)
一年間続けると、
一年間で、家計がいくら赤字か黒字かが分かり、
さらに、メモ的に「大きな支出があったものについて書いておく」と、
なんとなく今年自分がどんなことにお金を使ったのかが分かります。
これ、「銀行に振り込まれた収入」から「銀行で引き落とされた額」と「銀行で引き出した現金」を差し引くと、
その月、いくら黒字、または赤字だったか分かるので、
通帳の記録さえあれば、後からでも記録することが可能です。
通帳の記録に残らない(後から家計簿をつけようと思うとすっかり忘れていそうな)現金収入などのお金などだけ、手書きでメモっておくと、完璧です。
(買い物の内容も、お店ごとにでもメモっておくと、把握できることが多いように思います。
例、スーパーマーケットで2000円、本屋さんで1000円、など。
また、大きな支出があった際にはメモっておくと後から何にお金を使ったかが分かります。)
どうしても家計簿をつけ続けられない方には、
まず一年間、超カンタンに、この大ざっぱな家計簿をつけてみて、
家計の見直しが必要だと思った時に、
(家計簿の必要性を感じてから)
細かい金額について、もう少し詳しい家計簿などをつけて把握するようにすると、どこを改善しようかの対策が立てられて、いいと思います。