主婦のウデ? 家事のステップアップの見直しには、10~11月が最適。 家計簿のつけ方は11月または12月で練習し、来年1月から本格的にスタートを切る。
毎年10~11月に、主婦の友の会の家事家計講習会が全国各地で開催されています。
友の会は、雑誌「婦人の友」読者の皆さんが主婦の仕事について共に学び、研究している集まりで、家事家計講習会を開いて、興味を持ってくれた方を会員にお誘いし、共に学んでいこうとしている主旨ようですが、そこはやはり家事研究の先駆者集団。
カリスマ主婦続出の主婦の友の会。 (『主婦の友の会のホームページ』)
この時期の家事家計講習会、本当に理にかなっていると思います。
今日の記事タイトルにも書きましたが、家事をステップアップさせたいという希望があって、
来年新しい年を、家事レベル飛躍の年としたい、大きく上達させる年にしたいと思うなら、そのための準備が大切。
今年残りの11月12月で練習。
例えば家計簿は、11月または12月でつけ方を練習し、1月から本格的にスタートを切るのがベスト。
1~12月で年間の家計を把握する家計簿は、
1月からスタートを切る、といっても、何事も練習は大切です。
いきなり始めて、いきなり何もかもスムーズに分かる。
というわけもなく、家計簿のつけ始めは、「これどうするの?」と思うことの連続。
しかも家計簿は、月の1日から末日までをつけとおすことで、その月の収入額、支出額、いくら黒字赤字だったか、
何にどのくらい使われ、どこが問題でどこが良かったか、などが把握でき、本格的な資料にしていける、というものなので、
月の途中からつけると、「キチンとつけとおしても、今月の正しい数字はでてこない」という状態でつけることになり、
そもそも家計簿をつける意味が半減という状態のため、
ただでさえ新習慣をつけるのが大変なところに、モチベーションもダウン。
家計簿つけが続きません。
10月に家計簿をつけにチャレンジすることを決め、
11月1日にスタートしてつけてみる。とか、12月1日からつけてみる。
とすると、1か月練習して、晴れて来年の1月1日を迎え、
1月1日から12月31までをつけとおせると、
家計の収支、問題点、など、自分の家庭の家計がかなり把握できるようになり、
来年、再来年、と腕を磨いて、困らない家計を保てるようになるようです。
主婦の友の会には、何十年と家計簿をつけ続けているベテラン主婦さんが沢山いらっしゃるのですが、
ご自分の家計に自信をもち、講習会でも
我が家の家計簿どうぞご覧ください、と堂々と公開。
見せたくなるほど、しっかりつけていらっしゃる感じでした。
来年から家計簿をつけようか、と思っていらっしゃる方は、
講習会に参加してみるのもいいかも。
来年の家計簿を買い、1か月分をコピーして、11月または12月に練習。
来年に備えると、充実した家計簿つけがしやすいように思います。
来年からキチンとしたいと思っている家事。
家計簿なら家計簿。
掃除なら大掃除。
料理なら、おせち料理の練習を今からしてみるとか(笑)。
来年を飛躍の年にするには、11月12月を練習の期間にすることが大切。
みんなの前で上手にするためには、陰での努力、練習が重要です。
10月、秋の夜長に計画を練るのが最適かもしれません。
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