家事スケジュールを曜日ごとにたてる。 まず「玄関」からはじめる、掃除。
家事はルーティン(決まり切った手順、日々の作業)で回せる部分の多い仕事。
なので、ここ(決まり切った手順)を決めると、ラクにこなせる率の大きい作業です。
ところが、意外とこのルーティン部分が決まっていないことも多い。
というわけで今回は、家事スケジュールのたて方のアイデアの一つ、
家事スケジュールを曜日ごとにたてる方法。
まず、家事には「毎日」(朝食や弁当を作り、掃除と洗濯をして、決まった時間に夕食を作る等というようなこと)のルーティンと、
「毎日以外」(毎日ではないけれど、順番にこなしていくことで上手く回る作業)
があると思うのですが、
今日は、この「毎日以外」のルーティンを決める一つの方法。
曜日ごとにスケジュールを決めるというやり方もいいそうです。
掃除や家事のローテーションを曜日で決めている方に聞いた方法を書いてみます。
月曜日 玄関 (月曜日の「げ」)
火曜日 火まわり (火曜日の「火」。ガスコンロなど)
水曜日 水まわり(水拭きやワックスなどの「水」曜日)
木曜日 他の空間(階段、部屋、踊り場など)、外まわり(「木」なので「外」)
金曜日 他の空間、金まわり(家計簿、貯金等整理)
など、スケジュールを組んで決めると、家事がバランスよく進み、
あれもこれもしていない、という罪悪感を引き寄せる、などということがなくなって楽になるようです。
ちなみに土曜日を土いじりの日にしても、日曜日を日曜大工の日にしても、
それぞれの各人の都合に合わせて、やり易い方法でスケジュールをを立てられるといいと思います。
そしてこれは「家事をしなくてはいけない決め事」というより、
今日そこを掃除しなくても大丈夫という、「家事をしなくていい日を決めている」スケジュール。
水まわり掃除しなくちゃ、と思っても、
あ、水まわりは水曜日にすればいい、と思える、割り当てを決めることで、
毎日毎日「水まわり」と思うような、主婦の日常にありつづける気持ちの負担から解放される感じになるのが理想。
私てきに、このスケジュールいいな、と思うのは、
「玄関」という掃除しやすいところから始まっていること。
玄関は家の中で一番、来客率が高い所で、
かつ空間も狭く、掃除しやすい。
(広~いお宅もあるかと思いますが (笑))
たとえその日掃除できなくても、少なくても、ある程度キレイになっているかどうかをチェックする日にできる。
また、ここをキレイにしておくと、
お客様が来たとき、片づいていなくて恥ずかしかった、ということが減り、
キレイな家風な家、になります。(笑)
履かなくなった靴を捨て、整理し、一度玄関をスッキリさせるだけでも、その後、あとはラクにできるようになっていくと思います。
まず最初に、玄関に絞り、
片づけと掃除をキチンとして一週間を始めることができると、
良い週が過ごせそうな気がします。
毎日できるのが理想ですが、仕事が忙しくてなかなかできない方は、
一日一家事、一歩一歩進める家事に、計画性と順番がついていることで漏れがなく、
たとえその週にできなかったとしても、あとどこが残っているか把握しやすく、自信を持った家事になりやすいと思いました。
曜日で考える家事スケジュールのこと、「かぞくのじかん」という雑誌の2015年9月号にも載っていました。