「したいこと」は、頭の中にあるのに、現実的にできないとき。 思考がクリアにしたい時には「方眼ノート」の取り方を覚える。
専業主婦の私の頭には、したいことが沢山あるのですが、
何一つまともに出来ないまま、夜が来て、一日が終了。
「明日また頑張ろう!」と、前向きに考えて寝るのですが、
なんと、これが翌日も。
毎日毎日、「明日頑張ろう」と、思い続ける生活は、いかがなものかと。(笑)
で、出会ったこの本。 と、 「方眼ノート」。
「したいこと」は沢山頭の中にあるのに、現実の実行は追い付かず、思考がクリアにならないモヤモヤ感がある時、
「したいこと」と、現実にすること、できていることの少なさのギャップに、
どうにかならないか?
と、感じたとき、
思考をクリアにして、一つ一つを解決していくのには、この本を読むと良いと参考になるかもしれません。
これ、ノートの使い方の本なのですが、
思考が頭の中で、論理的に整理できるようになり、
物事をクリアに考えて、
一つ一つを解決していく考え方に導いてくれます。
例えばこのサイトでも、「片づけ」のことをよく書くのですが、
片づけに必要なのは、「枠組み」。
引き出しのモノを一つ一つ、いかに「仕切って」、「ある場所を明確にする」、だったり、
引き出し一つを一つの「枠」として、何が入っているかラベルを貼って明確にすること、だったりします。
時間の使い方にも、枠組みが非常に大切で、「何時まで」という枠を設けると、時間を有効に使えるようになる。
こういうところが、ノートにもあり、
方眼ノートを使い出すと、方眼ノートのマス目の「枠」の心地よさに、ハマりました。
物事を整理するとは、きっとこういうことなんだ、と思います。
今、東大や京大の受験生や、外国のエリート企業などでも、ノートはこの「方眼ノート」を使うことで、論理的思考をしやすくすることが、主流なのだそうです。
正直、東大京大海外エリートは、別世界ですが、(笑)
「方眼ノート」は使い方を覚えて使ってみると、確かに分かりやすく、
数学の「公式」に当てはめるように、自分の思考が論理的になり、クリアになっていくので、使いやすい。
全くエリートじゃない、一般ピープルの私にも普通に使えて、(笑)
素晴らしいと思いました。
ただひとつ、欠点は、
この本、「出し惜しみ」をしているように感じること。
方眼ノートがいかに素晴らしいか、
このノートの使い方が出来ると、どんな風になれるのか、
大前研一さんなど、どんな一流の方々がこの方眼ノートを使っているか、
逆に、一般的なノートの使い方をすると、どんなところが良くないのか、
また、抽象的な方眼ノートの書き方の説明などに割かれているページ数が多い。
「頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか? 」という本のタイトル通りの内容なので、文句はつけられないのですが、
具体的に、どのようにノートをつけていけば良いかの実践例が少なくなっています。
で、見つけた、この本の2冊目。 図解本。
(同じタイトル、同じ色遣いですが、「図解」と入っていて、上の写真とは別の本)
実は2冊目、私は買っていないのですが、
もしかしたらこの2冊目を買った方がいいのかも。
(お値段も2冊目の方が安いです。)
1冊目だけ買うと、ノートの取り方の実践例が少ないので、
2冊目を買わないと、
方眼ノートで論理的思考を整理すること慣れていない方は、具体的にどうノートをつけて良いか分かりづらいように思います。
ただ、方眼ノートをこのように使う、という発想や使い方は素晴らしく、
もしかしたら、本当に人生を変えるかも知れないと思わせるような開眼感があります。
普段、頭に浮かぶこと、何となく頭に思っていることを、
論理的に考え、実践していけると、
思考を形にして、計画立て、より多くの有意義なことが思い描くとおりしやすいと思うので、
私にとっては、価値のある良い本でした。
思考の中にいつもモヤモヤがあり、それをクリアにしたいと思っている方で、ノートの取り方に興味のある方にはいいと思います。
一冊目
二冊目