絶対失いたくない書類。 取りあえず「重要書類」ボックスに入れる。
机の上に紙類がたまって、なかなか片づけられない。
これ、何で片づかないか知ってます。(笑)
いらない書類なら捨てられる。
でも、取っておきたい書類。
この思いが強すぎる。(笑)
片づけ下手さんのお宅では、重要な書類だからなくさないように、
「見えるところに置いておこう」、などということが、行われます。
で、机に積んである書類の一番上に、置かれていたりする。(笑)
ただ、月日の流れで上に書類が置かれ、下の方になっていき、
また気が付いた時に、一番上に上がってきて、また下になる。
そんな上下を繰り返したあげく、
いつのまにかフェードアウト。
このフェードアウト、多分どこかの時点で片づけたのですが、
ただ、どこに片づけたか、とか、「片づけたこと自体を忘れてしまう」ので、
いざ、「使おう」と思ったとき、
「ないっ!」という事になる。
ということがあります。
そこで、なくしたくない「重要書類 ボックス」を作ります。
普通、書類は「種類別」にまとめられ、
たとえば、電気製品保証書関係、とか、家関係、とか、銀行関係、
みたいな感じなのですが、
多分、そこに入れてしまうと、重要じゃないモノに紛れて、
「なくすんじゃないか」と不安だから、しまえずに、いつまでも机の上にたまるのだと思います。
すでにキッチリ書類の整理が出来ている、という状態になっていれば、
種類別に入れても無くならないのですが、
まだそこまで整理が出来ていない段階で、種類別の所に入れると、
その種類別の書類の中で、どこに「重要な書類」が入っているのか、「探すのが大変だった」ということになりかねない。
だから、無くさないように手元に置いておきたい。
その心理から、机の上の書類の山が片づけられません。
でも、机の上の書類の山のなかで、
上に行ったり下に行ったりしていても、やはり無くなるリスクは高いです。
そこで、机の上で上下運動をさせるぐらいなら、
「種類別」を無視して、「重要な書類 ボックス」を作ります。
絶対無くしたくない書類は、このボックスに入っている。
「はっきり置き場所が決まっていなくて、
探しても無いかもしれないぐらいの整理整頓」レベル。
はっきりした置き場所を設置していない場合は、
それまでの暫定処置として、このボックスに重要な書類を入れておく。
もちろん、片づけには、「はっきりした置き場所を決める」ということが大切ですが、
一気にそこまでキレイにできない方が大半。
そんなとき、この「重要な書類 ボックス」が安心です。
ここを取りあえずの、「はっきりした置き場所」に決めておく。
ないっ! と思ったら、ココを探す。
という受け皿です。
ただし、これ決してダンボールなどにせず、また、大きすぎるボックスにしないこと。
「重要な書類 ボックス」の存在自体を忘れ、
「ないっ!」ということになりかねません。
こう書くと、そんなバカな…、と笑いそうですが、現実にそういうことがあります。
ダンボールの中は、入れてしまえばブラックボックス。
すぐに、何が入っているのか分からなくなります。
お勧めは、こういう感じのボックス。
常に机の上に置いてあり、透明で中身が見えます。
必ず、剥がせるシールラベルで、「重要書類」というラベルを貼り、
このボックスに入っているモノの種類を明確にしておきましょう。
このボックスに重要じゃないモノを入れたり、
書類が多すぎる、ということになると、また探せなくなります。
あくまでも本当の置き場所が決まるまでの暫定処置と考えて、
本当の「置き場所」をしっかりつくる間の置き場所です。
なるべく早く、置き場所を作り、常にボックス内が空き空きになるように努めるのがいいと思います。