ラク家事のためにしたこと。 家事家電
以前、NHKで放送していた番組「プロジェクトX」。
食器洗い機のことが取り上げられたことがありました。
(こちらの記事にも書きました。『パナソニックの『食器洗い乾燥機』の個人的感想。』)
アメリカでは普及している食器洗い乾燥機が、日本で広まらないわけは、「米飯」だったと聞いたことがあるのですが、
こびり付きやすく、取れにくい米飯をどう落とすか?
だいたい、米飯の取れない食器洗い乾燥機なんて、日本で売れるわけもなかったのですが、現在のパナソニック(前 松下電器産業株式会社)がこの問題を克服。
その他にも分岐水栓で水源を確保する、など数々の問題を解決して、汚れの落ちる使いやすい食器洗い乾燥機を完成させます。
ところが、それだけでなかなか、「食器洗い乾燥機」は売れませんでした。
「使えばラク、機能的にも優れている食器洗い乾燥機」を、
大型のものから、「卓上」にし、「分岐水栓」にし、
たゆまなく創意工夫を重ねていくことで、徐々に広まりをみせていったようです。
買う方としても、主婦が欲しいと言えば、
「家事をサボるのか?」てきな視線がイタい。(笑)
そんな時は、食器洗い乾燥機を買うきっかけとして、
「節約」を伝えてみるのがいいかもしれません。
光熱費と水道代を節約し、エコ。
高温で清潔、時間的にも節約できる。
そして、狭いスペースを有効活用してくれるという利点を大いにアピール、
というか、こんなに良いモノなのに、使わない理由は逆に何? という感じ。(笑)
使う水量が手洗いの10分の一、
温水につかう光熱費が何分の一、
手洗いより清潔、
地球にやさしい。
と、いうような宣伝、
パンフレットをもらってくれば、あまりの文章の上手さに、
買うことこそ、節約! という気持ちになります。(笑)
置けない、と思われる狭い台所には、
「食器カゴが置けたら食器洗い乾燥機が置ける!」という食器洗い乾燥機のCМソングの歌詞にあったセリフのような言葉をまねてみると良いかもしれません。(笑)
でも、本当になぜか、食器洗い乾燥機って、
「サボるのか?」という視線との戦い?
みたいなところがある気がします。
「使えば家事がラクだから」という理由では買えない、みたいな。
何か他に理由が必要かもしれない感じ。
主婦がラクをすることを、まるで悪いことでもしているかのような風潮?があったような気がします。
昔で、電気がない時代なら仕方ありませんが、
電気を使って生活に便利をもたらしている今日、そこは本当に、使っていけないのか?と思うのですが。
「使えばラク」な食器洗い機を、
「使えばラク」という理由で使ってはいけない。
でも考えてみても、洗濯機がよくて、食器洗い乾燥機がだめ、っていう基準が分からない。
洗濯機は自分も使っているからいいけど、食器洗い乾燥機は自分は使ってない(後からでてきた)から、
サボり、という感じ?
今はだいぶ普及しましたが、「ルンバ(自動掃除機)」もはじめそんな感じで、
買いたいと言い出せない雰囲気があり、
「無洗米」(水を汚さず、ほんとはエコ)も最初はそんな感じだったように思います。
でも、大変でこなせない家事で汚い家で過ごすより、
使ってキレイな家で過ごした方がいい。
なんとか掃除できた、というより、
大まかなところを家電に任せ、さらに細かい手仕事が加わると、よりキレイになる。
手仕事には手仕事の良さがあり、
家電製品には、家電の良さがあり、
家電に仕事を任せて、自分のしたい仕事をすることもできます。
食器洗い乾燥機も、自動掃除機も、今は普及して良かったと思います。
我が家も今、ルンバを使っていますが、
これで毎日カンタンに「キレイな床」が完成します。
ルンバに床の掃除をまかせ、
その間に、私は洗濯、トイレ掃除、ゴミ出しをして、空気を入れ替え、棚や窓など他の掃除をし、朝食を食べ、お茶を飲んで、このサイトが書ける。(笑)
食器洗い乾燥機、掃除機はルンバ、拭き掃除はブラーバ、など、
任せられるところは家電に任せる、という選択も、
毎日キレイで心地の良い生活をするのに、とても役立つようにも思います。