部屋のグレードが変わる方法、「お花」
新婚の時、私がそれほど日常に必要なものではないと思っていたものに、「お花」があります。
気が向いたときに飾った記憶はありますが、
めったに買わなかった。
「ぜいたく品」の感覚で、生活に取り込もうという気がしていなかった、というか。
なくてもそんなに変わらず、いるってほどではない、ぐらいに思っていました。
でもこれ、少し違っていたな~、と思います。
部屋に「お花」が、飾ってあるかないかで気持ちは全然変わってくる。
部屋の空間のグレードが上がり、気持ちも豊かになる感じ。
実は生け花を習い始めて、お稽古したお花を家に飾るようになり、
その全く違う空間に目覚めるようになった、というか、
お花ってこんなにいいものだったんだ、と思うようになりました。
一度飾りなれちゃうと、無くなった時のさみしい感じ、無機質な感じになりたくなくて、
枯れる少し前、微妙なラインまできても、
なんとか(新しいお花を持って帰ってくる)お稽古日までもたせて飾っていよう、と思う。
正直、活け方はヘタでも、飾ってあるだけでキレイ。(笑)
片づけも、お掃除でも家はキレイになりますが、
空間の質をあげるのは、絵だったり置物だったり、飾ることも大切。
「生花」は枯れてしまうものですが、生き物のもつ生命力、
いきいきと生きている感じは、他にないものだなと実感しました。
って、新婚の時の私に聞かせてあげたい話ですが。(笑)
家にお花って、あったほうがいいと今は思います。