今年も梅仕事の季節がやって来ました。
(この時期スーパーに梅が並び、瓶や塩、酒などをまとめた梅仕事道具の特設コーナーが出来るので気づきます。)
我が家では、去年、初めて梅干し作りに挑戦。
それがなかなか美味しくできて評判が良かったので、今年も作ってみることに。
梅干しを手作り、なんて、なんかちゃんとした主婦風で、評価が上がりそうな予感満載ですが、
すごい好印象の割に、実は意外と簡単で年中重宝します。
「えっ? 梅干し手作りしてるの? すご~い」 と、言われ、
「そんなことないの。意外と簡単なのよ。」
な~んて、出来る主婦風(*^_^*)
そんな想像をしつつ、作ってみると楽しいかもです。(^_-)-☆
とはいえ実は我が家の場合、作っているのはほとんど主人と子供。(*^_^*)
(梅のヘタ取りは子供にはとても楽しい作業らしく、喜んで取ってもらえます。)
梅干し作りのハードルが高ければ、梅酒がオススメ。
手作り感満載のスローフードですが、材料を入れて蓋を閉めれば、完成。あとは、放っておいていいという手軽さです。
梅酒好きの方に差し上げると、とても喜ばれますし、お客様が見えたときにお出しすると、
「奥様が漬けた梅酒」てきな存在で活躍し、料理がたとえ刺身だけ(切っただけ。…いや、切ったの買ってきて並べただけ…)なんていう日もまるで主婦してる奥様てきにふるまえる……可能性もあります。(笑)
(そんな私の梅酒作りの記事はコチラ → 「梅酒の作り方」)
それでは、我が家の梅干し作り、
最初にするのは、梅の塩漬け です。
今年我が家で使った材料は、
・梅3㎏
・あら塩480グラム(梅3㎏の16%)
・焼酎35度(消毒に使う)
・霧吹き(焼酎を入れ、まんべんなく吹き付けるのに使用。)
・キッチンペーパー(梅を拭くのに使用。)
道具は、
・ザル(梅干し用の竹細工のものがホームセンターにこの時期置いています。)
・梅を漬けておく樽(3㎏しか漬けないので、ウチは高さ18㎝程の小さな樽を使用。)
・漬物袋(100均で一枚入りの物を購入。しっかりしていて、見るからに破れにくそうです。そして樽に比べて、これでもかっていうくらい大きいです。)
去年は塩分20%の安全ライン(塩分が高いとカビが生えにくく失敗しない) で初挑戦しましたが、もう少し減塩したいところ。
18%が手作りなら無難なせんだそうですが、今年、ウチは塩分16%で作ってみます。
まず梅を買ってきて、(今年は3㎏)
そのまま置いて、黄色くなるくらいまで塾させます。
(この時の熟させ具合が、梅干しの出来上がった時の堅さにつながるらしい。
ウチは結構黄色くなるまで、おいてみました。)
この追熟期間、家には梅の甘いいい香りが漂います。たまたま追熟マックスの日に、初めて我が家に遊びに来てくれた子供の友達が二人いて、我が家の印象は「めっちゃ良いにおいのする家」に。(全て梅のおかげ)
ラッキーでした。(*^_^*)
梅のヘタを爪楊枝で取り、(息子担当。)
サッと水洗いして拭き、まんべんなく梅に焼酎を吹き付けたら、
樽の中に漬物袋を入れ、その中に塩とまぶした梅を一段入れる。
その上に塩をふり、また塩とまぶした梅を一段、塩、と交互に入れていく。
最後の段の上に塩をかけ、カビ防止のため梅に触れそうなビニールの内側とかに焼酎を吹きかけておきました。(ほとんど全て主人担当。)
この上に内蓋と重しを乗せます。
こんな感じ。
カビが生えないようにビニールの口を閉じると、後は梅酢の上がってくるのを待ちます。(様子を見て去年は重しの重さを調整しました。)
今年も無色透明に澄んだキレイな梅酢がたっぷり上がりました。
こんな感じ。
樽に比べて漬物袋が大きすぎ、もう完全にはみ出して蓋が閉まらない状態ではありますが、重しも全部含めてビニールで覆うことが出来るので、ホコリが入らずカビ防止にいいと思います。
無色透明の漬物袋を使うと、そのまま梅酢などのチェックが出来て便利です。
このまましばらく置き、次回は紫蘇入れの予定。
去年上手くいったとはいえ、まだまだ初心者。
今年も美味しくできるといいな。
ってところでドキドキの梅干し作りは続きます。(*^_^*)