冷凍野菜で時短のお味噌汁。
最近、子供のお気に入りのお味噌汁は、「にら」。
冷凍、時短で、超最速に作った物だったので、ちょっと驚き。
「なんで、ニラ入れようという発想がでたの?」 と聞くくらいの勢いで気に入っていたのですが、
それは…、
時間短縮の本にそう書いてあったから。(笑)
やっぱり料理本っていいな、と思った出来事でした。
さて、ということで今日の時短テクニックは、料理本から学んだ、お味噌汁の具を切って冷凍しておくこと。
サクサクッと切って冷凍しておけば、
食べたいとき、ほとんどお湯の沸くぐらいの時間で、本格お味噌汁完成。
ラクでした。
そんなこと、みんな知っている! と思われる超カンタン技なのですが、
この便利さを、それほどまでには実感していなくて、「現実的に、していない」方も多いかも。
実はラク家事って、こういう小さく見えることや、あっという間に終わるようなことを重ねることで、
どんどん大きくラクにこなせる家事になる、という感じかもしれません。
この具、なんでもいいので、
キノコや、油揚げ、ニラ、など、家にある野菜を適当に切って、ジップロックの袋に入れて冷凍しておきます。
(ジャガイモなどは冷凍不向き。)
キノコは、「石づき部分を切りおとして、あとは手でちぎる」というだけの一分作業ですが、
これを袋に入れて冷凍しておくだけで、好きな時に好きな分量が、小分けしておかなくても使える。
エノキは袋の上から包丁を入れて、根本の石づき部分を切り落とすとラクだそうです。
さらに、キノコは冷凍することでうま味成分であるグアニル酸が増えるそうで、旨味が増すと言われているので、安売りの時にまとめ買いができてお金も時間もお得です。
お豆腐は、パックの端に包丁で穴をあけ、流しのふちに立てて少し置いておくと、下に水が落ちて水切りできます。
それを1㎝など適当に切って冷凍しておけば、凍らせ豆腐の完成。
生のお豆腐と食感は変わりますが、そのままお味噌汁に使えて、安くておいしくて便利です。
(市販の「凍り豆腐」とも、また違った食感です。)
これが忙しい時間帯の作業時間を大きく減らせるイメージ。
なので、油揚げ、キノコ、青菜、……と複数あると、それは過剰的にすごい時短になり、
忙しい日の料理がラクになります。
お気に入りの具材の組み合わせがあれば、ミックスしておいてもいいと思います。
ちなみに今回好評の「ニラ」は、ニラ単品でざくざくっと切ってビニール袋に入れて冷凍していたもの。
材料を切ってフリザーバックに入れておけば、
冷凍しても好きな分量だけ取り出せるので、
玉ネギを適量ポンと鍋へ、
キノコを適量ポンと鍋へ、
にらを適量ポンと鍋へ、
お豆腐を適量ポンと鍋へ、
うす揚げもポンと鍋へ、
などとお好みの具材と分量で、切る手間なく、あっという間にお味噌汁完成。
わが家も、小鍋にお水と、だしパックをポンと入れ、
沸騰したところで「ニラ」、
そして乾燥ワカメを多めに投入。
お味噌を溶いたら完成。
あとはネギを入れて、ほっかほかを食べるだけ。
という即席のようなお味噌汁でしたが、
多分、だしパックの本物の力と、ニラの組み合わせで、コクがでた?のかと思われ
子供は喜んでくれました。
長ネギなどの薬味も多めに刻んでいつも冷蔵庫に入れておくと、お味噌汁に入れたり、納豆に入れたり、便利ですし、
ショウガを擦り下ろしてビニール袋の中で板状に広げて冷凍しておくと、
好きな量をパキッと割って、いつでも使えて便利です。
具だくさんのお味噌汁や、たくさんの具が少量ずつ入ったお味噌汁、
薬味のきいたお味噌汁もカンタンにあっという間に出来上がるので、
冷凍しておくだけという単純な時短術は、とてもいいと思います。
ただ、「冷凍」ということに安心しきって長期間放置しすぎると、
冷凍焼けして使わずに無駄になってしまうことがあるので、そこは要注意。
冷凍野菜も、自分が使える分量で、1,2週間のうちには使い切る、など自分で意識をもっているとムダにならず、いいと思います。