まず、支出を減らす。自由なお金は、「収入と支出のバランス」から生まれる。 年商9億円。 無料でプロのファイナンシャルプランナーをつけられる発想、仕組みを作った元「聖飢魔Ⅱ」のドラマー 古川徹さん。
テレビ「なんでも鑑定団」に、元芸能人の華麗なる転身ということで、「保険のマンモス」の社長 古川徹さんが出演されていらっしゃいました。
古川徹さんは、元「聖飢魔Ⅱ」のドラマー。
(「聖飢魔Ⅱ」は1982年結成、1999年12月31日解散。デーモン小暮閣下率いる日本の有名ヘビーメタルバンド。「蝋人形の館」の大ヒットで一躍有名になりました。)
古川徹さんの、デーモン小暮閣下と同じ、顔を真っ白に塗って素顔の分からないバンド時代の写真も放送されていました。
ただ、ドラマーのプロとしては通じないと実感して聖飢魔Ⅱを脱退し、
年収9000万円の保険のトップセールスマンに転身。
テレビのナレーターさん曰く、「元悪魔とは思えない真面目っぷり」(笑)、
という、本当に生真面目に見える現在のお写真も公開。
2017年現在、2005年に自ら仕組みを考えて設立した「株式会社保険のマンモス」の代表取締役で、年商は9億円だそうです。
で、その仕組みが本当に秀逸なのですが、
以前は、多くの一般家庭で、家計に迷いながらも、家計のプロに頼むほどはできませんでした。
プロを雇えば、その分のお金がかかり、それを出すのに躊躇する。という感じ。
でも、プロに家計をみてもらい個別にアドバイスをもらうことで、
自分の家計に合った無理のないお金の使い方ができるようになり、
生活は楽になる。
そこで古川徹さんが考え出した仕組み。
一般の家庭が無料でプロのファイナンシャルプランナーにみてもらえる方法。
「プロのファイナンシャルプランナーや保険会社などのほうから手数料をもらう」ことで、
プロのファイナンシャルプランナーに家計をみて診断してもらっても、
その分の費用を一般家庭のほうは支払わず、無料になるというアイデアで、これが大当たり。
一般の家庭にとっては、無料で家計をプロに診てもらってアドバイスをもらえ、
さらに、保険会社が自らの利益のために自社の保険をすすめる、というリスクをはずし、
(保険会社のファイナンシャルプランナーではなく、保険会社に籍を置かないファイナンシャルプランナーに診断してもらえるため)
今までの保険料を大幅に下げてプロから見た必要な保険を選択することができる、
などのメリットがあるので、家計の節約、お金の管理ができるということがあります。
保険の無料相談って、今は当たり前のように?ありますが、
でも、プロのファイナンシャルプランナーが無料って、以前はなかったわけで、
誰か(古川徹さん)が考えたシステムだったんだなという感じです。
古川徹さんは、元ソニー生命の保険営業マン。
約4000人の営業マン中、年間コンテストである「社長杯」を7年連続受賞。
1)「お客様」と「保険会社」双方がストレスなく保険が流通するしくみをつくりたい。
2)保険加入者にとってよりお得な「隠れた良い商品」を、もっと広く普及させたい。
3)「複数の保険会社を扱える」独立系のプロFP(ファイナンシャルプランナー)がいることを広く知らしめたい。
という3つを目指していらっしゃるそうです。
考えてみたら、自由なお金を作るのは、
収入と支出のバランス。
いくら収入が多くても、出ていく金額が多ければ、リッチにはなれません。
保険の掛け金なら、一度安く設定すると、その安い金額で、ほぼ毎月、何十年も苦なく節約ができる。
最近、相談して保険料が安くなりました、というテレビCМをよく見ますが、
そういう仕組みを考える人は、やはりすごいなと思います。