片づけ実践の重要ポイント! とにかく「仕切り」、「物のスペース」を作る。 引き出しシートはずれない工夫をする。
物には「置くスペース」が必要です。
物は、「出した物を都度、元の場所に戻す」ことが出来なければ、
エンドレスで散らかり、片づきません。
そのためには昔のスポ根式に「努力と根性で、元の場所に戻す習慣づけ、をするのみ!」、ではなく (笑)、
思わず、戻してしまう仕組み作りが大切だと思います。
やり方はカンタン。 引き出しの中に、「しきり」を入れます。
グーグルのCM、「変わったのはたったこれだけ」という雰囲気ですが、(笑)
スプーンはスプーンで仕切り、ナイフはナイフ、箸、皮むきのピーラー、缶切り、輪ゴム…。
全てをしきり、そのモノの在り場所を決める。
自分のよく使う物、しょっちゅう出す物を棚の出しやすい場所に配置して、仕切る。
こうすると、何がどこに何本あるか一目瞭然。
多くをキレイにキチンと管理できます。
「しきり」を入れた分、棚の中のスペースは取られ、狭くなるようですが、
その分「スペースの広さを活かして管理する」ことが出来るので、結果的にスペースを有効に活用することができる。
スペースも物もころさずに活かすことができるという感じです。
この「仕切る」ことが、片づけの重要ポイント。
台所の片づけ上手さんは、ほぼ、この仕切り上手さん、といっても過言ではないと思います。
ここから、物を持ち出したとき、持ち出された物のスペースが「ポッカリ空く」ぐらいが良い感じ。
スペースが、「待ってるよ」という感じになっていたら、
「思わず戻してしまう」。
これが、「元の場所に戻す」を自然に身につけてしまう方法かも知れません。
さて、この「仕切り」ですが、
牛乳パックなどを利用すると、大きさを自由に調整でき、また汚れても拭けていいそうです。
100均の入れ物も良い感じでキレイになります。
これ、上級者になると、安っぽくないように、とか色々工夫するようになるようですが、
とりあえず始めは、見かけにこだわらず、ちょうど良い大きさのスペースを作る、という感じで、どんどん仕切るのが良いと思います。
始めから格好良く、と思うと時間がかかるので、始めはちゃっちゃと「仕切る」こと一番、
この快適さを実感してから、素敵に見えるように良い物を揃えていったり作ったりするのがいいかも知れません。
ただ私も最初に、仕切る前の台所の引き出しの下のシートだけは統一。
ここは、一度全て仕切った後からまた出すのは面倒くさいのと、
「この大きさのもを探す」という作業があまりないので、始めから気に入った物を入れておくとスッキリします。
ちなみに私は、引き出しの底に100均で買った滑り止めシートを引いて、
その上に、シートを敷いたらずれて動きにくく良い感じになりました。
けっこうリーズナブルに引き出し全部をキレイに統一でき、良かったです。
始めからすべりにくい食器棚専用のシートもあるようです。
とりあえず下に引く棚のシートだけキレイに揃えておいて、とにかく仕切を作り、
便利さを実感してみるのがいいかも知れません。
私の「モノを戻せる仕組み作り」、変わったのはたったこれだけです。