「捨てる」ではなく、「そのうち使うかも知れないけど、今は無くても困らないもの」を集めてみる。
頭も心もスッキリ。
いつもキレイに片づいている家に住みたい、と多くの方は思いますが、
実践するには、ノウハウが必要です。
片づけは、収納スペースと物の量で難易度が決まるので、
「不要な物は処分」、が基本ですが、
確かにいきなり「捨てる」はハードルが高い。
その多くは、「今は使わないけど、そのうち使うかも知れないし」、と思ってしまうことです。
そこで、そう思う物をその場ですぐに判断せずに、
「今は使わないけど、そのうち使うかも知れないボックス」に入れておき、
「本当に使うか」どうかを見極めます。
ポイントは、これを無理に、「捨てなくてもいい」と思うこと。
本当に必要なのか見極めるだけでいいのです。
そのために、別にボックスを作ってそこに振り分けます。
多分沢山出てきます。台所なら、
いつか使うレジ袋やビニール袋の束の二塊目。(笑)
いつか使う野菜用スライダー。
年齢の合わなくなった子供用食器。
なぜここに入っているんだ、と思われる物。(笑)
…。
こういうものを別にして集めてみると、
たしかに、「時が止まっている」と感じる。
捨て時だと思えたりする。
出して「そのうち使うかもしれないけれど、今は無くても困らないボックス」に入れると、台所の物入れは、空きやすくなり、人によっては空き空き状態になります。
この快適さをまず手に入れること。
そして、本当に使う物だけを手元に置き、
迷わずに取れる身軽さ、を体験しなくては、片づけの醍醐味も良さも分からず、
引力の法則、のように当然にある、「物は増え、汚れていくの法則」にまかされていくのは明らか。
いったん、「今」不要な物はすべてよけ、
それが、どんなに快適で素晴らしいか、
なんで他の物を置こうと思ってたんだろう、状態を実感するか試してみて下さい。
いかに「使わない物」を後生大事に取っていたか、
多量の無駄な物で頭を混乱させていたか、と思うかも知れません。
「捨てる」が苦手な方も、まず、一番入れやすい「そのうち使うかもしれないけれど、今は無くても困らないボックス」を、作ってみるといいと思います。