片づかない、家事ベタさんの家事。 「手順が変えられない」。
人には、それぞれにやりやすい手順があります。
これをしてから、これをする、その後これをする。
などと決まっている。
以前、訪問介護員が利用者のかたのご自宅へ訪問介護に行くときに、
洗濯物の干し方、
ソックスの「つま先」部分を洗濯バサミで挟むのか、
それともゴムの入った方なのか、
それぞれ違うので、
利用者さんに聞いて、その方のやり方で干す。
と聞いたことがあるのですが、
手順ややり方が違うと、どうもしっくりいかないと思うことは誰でもあると思います。
ただ、それが全て良い方法か?
と言われると、違い、
家事ベタさんには、なぜか今までのやり方にこだわって、効率よく変えられない、ということがあると思います。
それ、こうした方が早くない?
と他人から言われるまで、そうしていることにも気がつかない。
もう少しこだわりが強くなると、
人から言われても、私はこのやり方だから、
と要領の悪いやり方を、ずっと続けたがったりする。
それで本人が遅い家事に満足なら個人の自由ですが、
もし、変えたい、要領よくしたいと思うなら、
まず、自分のやり方に遅くする「こだわり」がないか?
見直してみるのがいいかもしれません。
その片づかない原因、
「ココを片づけてから、ソコ」と思っていませんか?
本当は「ソコ」から片づければすぐ済むのに、
「ココ」が片づいていないから、先に進めないと思っているのでは?
片づけには、手順がありますが、
それでずっと片づかない、という足かせになっていないか、
考えてみてもいいかも。
プロにお片づけを教わってみるのもいいと思いますし、
まずは自分で自分の行動を見直してみるのも有効です。
もし、家事が進まない。
いつまでも片づけられない、と思ったら、
何が目標達成を妨げているのか?
手順、やり方を今一度見直してみるのが良い思います。