認知症予防の第一人者が教える『脳にいいこと事典』医学博士 白澤卓二先生監修。 とても読みやすく、過ごし方や食べ方がよく分かる本。
認知症予防の第一人者が教える『脳にいいこと事典』買いました。
え~…、そんなことが気になる、お年頃。(笑)
で、これが本当に分かりやすく、どう生活すればいいのかという基本的なことが、
なぜ、そうしなければいけないのか? という基礎から理解できるので納得しやすく、
いい本だと思ったのでご紹介。
まず第一に、読みやすい。
文字が大きめで、明快。
イラストや図も多く入っていて、カラー。
大事な部分は、色をつけて目立たせた文字でよく分かる。
一つ一つの事について、深く掘り下げて専門的に難しく書いてあるというより、
難しいことを分かりやすく明確にして、
なぜ、そうしなければならないのか? という理論をしっかり押さえて、読者に教えつつ、(納得できる)
だから、こうすればいいよ。ということをちゃんと書いてある。
難しい事を分かりやすく書いている感じ、というか、
本の表紙を飾る、「本当に効くことだけ集めました。」という言葉どおりかも。
本当に分かっている人が、分かりやすく説明している感がある本でした。
例えば、何をどう食べたらいいのか?
脳と体にいい食事の仕方、というのをとても分かりやすく説明してくださっていて、
(血糖値を急上昇させない食べもの、食べ方、等々)
これを読むと、なぜ、甘い物は食べ過ぎない方がいいのか?
というような素朴な疑問から、
どんな食べ方で、何を食べればいいのか?
というような具体的な対策まで、
非常に分かりやすく、すんなり入ってくる感じです。
血糖値の急上昇が、健康に影響をもたらすこと、
それを防ぐ食べ方、を知るだけで、脳も身体も健康寿命が延びる気がします。
(なんとな~く要約すると、「糖質」を血糖値を急上昇させる食べ方で食べると、
脳血管疾患や認知症リスクなど、脳にも身体にも良くないというデーターがあるので、食べても血糖値が緩やかにあがるように、「糖質」以外のものを食べたり、急上昇させない食品を食べたりすることが、
ながく脳も体も健康でいるために必要。 なので、白いご飯よりは血糖値を緩やかに上げる玄米を食べたり…というような食べ物のことなどが書かれていたりします。)
そういう、食べ方、過ごし方、考え方、運動、趣味など、
人が生きていくうえで、実際に困らないように、
生活法や食事、心の持ちようといった、基礎から書いてある、まさに、
認知症予防の第一人者が教える『脳にいいこと事典』。
心も身体も健康に保つ生活のしかた、過ごし方が、よく分かるように書かれているので、
読んで参考にすると、年輩になっても健やかに過ごせそうで、
とても勉強になりました。