時間の使い方。「今も「片づけなきゃ」と思い続けている所がある」、なら、読むべき? 超速時間術の本。 「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか?」 中島 聡 著。
今、お部屋は片づいていますか? 仕事は終わっていますか?
もしかして、「やらなきゃ」と思っているなら、読んだ方がいいかも。
この本は、家事を「終わらせる」本であり、仕事を「終わらせる」本であり、
そして、優秀な仕事をできるようになる本。という感じ。
『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である』
なぜ、自分の家事(や仕事など、したいこと)は終わらなかったのか、が分かります。
気がつけば「何年間も「片づけなきゃ」と思い続けている」。
と聞くと、一瞬びっくりするかもしれませんが、
よく考えてみると、
そう言われてみれば、私も…。だったりしませんか?
片づけに限らず、何か、しなければならないと思いつつ10年…とか。(笑)
故 日野原重明先生が、授業で、「命とは時間だ」と教えてくださっているテレビ番組を見たことがあるのですが、大切な時間、人生(命)が無駄にならないように有意義に過ごすのに良い本だと思いました。
読めば、時間の使い方が分かり、
仕事を終わらせられるようになる。
著者は、「元マイクロソフト社の、。伝説のプログラマー」
例えば、今は当たり前のようになった、ウィンドウズの「アップデート」やバグ修正ですが、
これはつまり、一つの仕事が完全に完成する前に、発表してみんなで使い始めている、ということ。
細かいことは抜きにしてとりあえず「完成」させ、
終わらせて、
後から修正を加えるという方法です。
でも、この方法をとらなければ、いつまでも、完全に完成させることはできず、
プログラム自体が発表できません。
2年たっても、3年たっても完全はなく、未完成のまま。
(もしかしたら、永遠にかも。)
(これは商売、仕事だから、遅れてでも発表すると思いますが、
例えば自分の家庭の中のこと。自分のことだと、まだコレがアレが、と気になって永遠に完成できない。という感じ。)
とりあえず発表してしまってから、アップデートやバグ修正をしていく、というのは、
とても効率的で、すごいアイデアだったのだと思います。
つまり、片づけに関していえば、
完ぺきに、と思わず、「とりあえず(ざっとでも)片づける」、片づけ終わる。
これが、片づけるコツ。
「部屋を目で見て、片づいている状態」を完成させる。
あとは、アップデート、バグ修正のように、細かいところを修正しつつ片づけていく。
という感じ。
これで、片づけを終わらせることができます。
パソコンのプログラマーさんの本で、20世紀の偉人といわれるスティーブ・ジョブズさんの仕事術に通じるものがありました。
(スティーブ・ジョブズさんの仕事術を書いた本の記事はコチラ。 『『スティーブ・ジョブズ 結果に革命を起こす 神のスピード仕事術』 桑原晃弥著。 時間は命、を理解し、仕事でスゴイ成果を上げる方法と考え方。』)
優秀な仕事のしかたの本であり、時間の使い方の本。というか、
価値のある時間の使い方、優秀な仕事が出来るようになる考え方が書かれている本で、
なるほど、優秀な仕事をする人はこんなことを考えているんだ、と目からウロコ。
読めば本当に生活が変わり、片づく可能性が高まる。
これからを有意義に過ごせるヒントが載っている本だと思いました。