家事上手さんの特徴は、「段取り」。 することの「順番」が明確であること。
家事上手さんの家事の特徴は、段取りをして動いていること。
段取りって、つまり計画があるわけですが、
何も考えていないように見えても、(笑)
実は計画が立ててあり、その通りに動いている。
自分のしたいことが明確に見えていて、
そのために、まずこれをして、次にこれをして、という全体像とそれを成し遂げるための一つ一つの段取りが頭の中で出来上がっている感じ。
これを無意識でできるようになるには、以前にしっかり考えて実行したという経験が必要で、
それに慣れるまでは、細かく具体的に書きだし、しっかり意志をもって計画を立てるといいかもしれません。
段取りの第一歩は、まず、「何をするか」することを明確にすること、
さらにそのためにする行動に番号をふって「順番」をつけ、
しなくてはいけないことを明確にする。
自分が行動に迷わないようにすることだと思います。
昨日のサザエさんの放送(平成29年4月23日)は、「主婦の時間割」。
仕事を素早くこなす完璧主婦のフネさんと、
何事もいろいろなことに気を取られて遅くなり、失敗ばかりのサザエさんという内容でしたが、
サザエさんとフネさんの違いは、多分頭の中の段取り。
話の最後は、そんな要領の悪いサザエさんを家族が受け入れて、逆に周りが優しく支える、みたいな終わり方で、
結局サザエさんは完璧主婦にはならず、このままでいく、っぽい終わり方なわけですが、(もはや目指さない?(笑))、
やりたいこと、そのための手順を明確に意識し、現実的にはフネさんを目指してみるのもいいと思います。
まず、自分が何を成し遂げたいか決める。
それに向かって着実に進んでいく。
段取り下手さん(今回のサザエさん)は何かをしようとするとき、始めてからゴールまでの
途中で違うことに気を取られ、
また違うことに気を取られ、
さらに違うことに気を取られて、
最後はその目的(自分が成し遂げたかったこと)まで忘れる、(笑)
というストーリーでしたが、
これ、うっかりするとホント、他人事じゃない。
何かをしようとしたら電話がかかってきて、
対応して、
メールが入って、
返信して、
スーパーのタイムセールに走って、知り合いに会って立ち話、子供のお迎えの時間になり、
迎えに言っている途中に、
あれ、そういえば、今日何したっけ?
朝、しようと思ったことをしていない、と思い出した。とか。(笑)
これが高齢者ではなく、サザエさんがしてくれることに、ホッとするわけですが(笑)
まず、目的(何を成し遂げたいか)を決め、
目的(何を成し遂げたいか)を忘れず、
目的達成まで、他のことに気を取られない、
という意識が大切で、これをしないと、何もしないで過ごし続けてしまうのだと思いました。