自分の「生きる」を楽にする。 「気になったことはすぐする」の法則。
あれをしなければ、というメモが溜まりすぎて、
もはや、どこに何が書いてあるのか、分からなくなったことがある、
「忘れるからメモに書き、書いたメモがどこにあるかを忘れ、
そして、メモに書いたことさえ忘れる」
という笑い話のような体験をしたことがある、のは、
もしかしたら私だけかも知れませんが、(笑)
気になることから逃れる最良の方法は、それをすぐしてしまうこと、
だそう。
ドミニックローホーさんの本に書いていました。
(ドミニックローホーさんは、ミニマリスト = 最小限主義者。
生活に必要な物以外持たない究極にシンプルな暮らしをされています。
整理整頓など考えたこともありません。整理するほど物をもっていないから。
という、本当に必要な物を見極めた方。
本の読書所感の記事。 『『「限りなく少なく」豊かに生きる』 ドミニック・ローホー著 整理、時短、時間管理をする時に一読』)
私は時々、それを実際にする時間の長さより、
それをしないで、「しなければ」と気にしながら過ごす時間の圧倒的な長さに、我ながら驚くことがあります。
人は意外と、「自分自身がしていることを把握していない」。
もし冷静に把握できていたら、心に負担をかけ続けながら、時間を過ごし続ける無駄の膨大さに、気づけるかもしれません。
やるべき事を先延ばししてしまうクセは、もしかしたら多くの人にありがちかもしれませんが、
同時に、自分の中にストレスをかけ続けている事実にも気づきます。
本を読んでいると確かにそうだな、と思うのですが、
人は、「いやだ、いやだ」と思いながら、
案外、回避できるのに「自分自身でそうしている」、というところがあります。
そうすることで自分に負担をかけ続けることに心の中で気が付いていても、
そこを思い切ってチェンジする、
このチェンジ、「変化」を恐れる気持ちが無意識の中にあり、
なかなかそこを変えることが出来ません。
冷静にそういう自分に気づき、
なぜ目の前のものを片づけられないんだろう、と考えると、
そのラインを一歩踏み越えることが出来れば、
片づけたいと思っている理想の自分に近づいていける。
やらなくてはならないことは先延ばしにしない。
それだけで、延ばしてしまうよりずっと楽に生きられるのかも知れません。
言うは易く行うは難し、ですが、(笑)
私も自分を楽にしていくべく、ストレス少なく暮らしていけるような生き方に近づいてみたいと思います。