家の中の「ニオイ」対策。 NHKあさイチ。
家の中の「ニオイ」対策。 NHKあさイチで放送(2015.2.3)していました。
部屋の「ニオイ」とか。
窓を開けても、その時だけで微妙に残ったりするし、
いや~、これ、もうどうするの?
と、正直思っていました。(笑)
知りたかった情報なので、書いてみたいと思います。
まず「靴箱」、靴に付いた「足のニオイ」。
これは重曹で。
体からでる皮脂を含んだ汚れで中和には、重曹が有効なのだそうです。
重曹スプレーの作り方は、
水200mlに重曹を小さじ1入れ、スプレーボトルに入れて使います。
これを靴にスプレーしたり、靴箱の壁を拭くなどすると消臭に効果があるそうです。
(靴や靴箱の素材に使えるかどうか、確認してください。)
続いて、お部屋のニオイ。
気になっているお宅に訪問してみると、元は台所で作る料理や生ゴミのニオイが、キッチンとつづき部屋になっているリビングにも充満している、ということでした。
こういう場合の対処の仕方。
ただ、窓を開けて換気すればいい、というものではないそうです。
窓を開けて換気した場合、空気中に漂っているニオイは確かに出て行くのですが、
実はニオイは、壁などに付着するもの。
この部屋のモノに「付いてしまったニオイ」まで外に逃がす方法。
湿度を与えることだそうです。
まず、加湿器をかけて30~90分。 部屋に湿気を与えます。
そこで、部屋の壁などに付いたニオイが湿度によって剥がされ、
30~90分経過したところで、窓を開けて換気すると、
空気中に漂っているニオイだけでなく、
壁などに付いたよごれも湿気を吸って、一緒に外へ排出されるため、
湿気を与えなかった時よりも、効果的にニオイを消すことが出来るそうです。
(ちなみに、この「加湿器」は、「扇風機」と「空気清浄機」を入れた三択で、
どれが部屋の消臭に効果的でしょうか? というクイズになっていました。
なので、扇風機でも空気清浄機でもない、「加湿器」を使うことが一番消臭に効果があるとのことです。)
この原理は、コートやセーターなどの衣類、とくに冬物でなかなか洗えないモノなどにも応用でき、
着終わって洗っていないセーターやコートなどを、
入浴後のお風呂場(湿気のある場所)に干しておき、
10分後、十分湿気を吸ったところで、換気扇を回したり窓を開けて換気すると、
効果的に消臭できます。
ただ、入浴後湿気のあるところに干して、
すぐに換気してしまうと、湿気を吸う前に換気してしまうため、衣類からニオイ成分が剥がれにくくなり、
また、30分後など干しすぎて換気してしまうと、水分を吸いすぎて、セーターやコートの型くずれの原因になったりするため、
やはり10分ぐらいで換気するのが調度良く、このタイミングも大切だと話していました。
なかなか洗えない衣料に関しては、以上の方法を使うのですが、
もちろん、洗うのが一番、ニオイにも汚れ取りにも効果があります。
そこで、型くずれしにくいセーターの洗い方。
40度以下のぬるま湯にオシャレ着洗い用の洗剤を入れ、そこにネットに入れたセーターをつけます。
洗うのは、押し洗いでただ優しく押す、または持ち上げるぐらいの動きで。
(10分ぐらいつけ置き洗いするとより汚れが取れる。 揉んだりすると型くずれの原因になるのでしない。)
そこからすすぎ、
絞るときは、手で絞るより、ネットに入れたまま洗濯機に入れ、30秒ほど脱水するほうが、力が均一にかかって型くずれしにくくなります。
干すときも、ハンガーにそのままかけると型くずれの原因になるので、
平干しネットなどを利用して、平らに置くようにして干すのがいいそうです。
その他、コートなどには、「ブラシをかける」方法も有効で、
コートの繊維についたニオイの成分をとるため、
繊維を広げて解放するよう、下から上にブラシを動かして、繊維の毛を立たせる。
そしてニオイの成分を外に逃がしてから、あとは、上から下に繊維を戻して整えるのが良いそうです。