片づけ初級者さんは、「寝る前の家」
片づけや掃除は、午前中の早くに集中して、まず、それを済ませてしまい、
キチンと片づいた部屋になってから、コーヒーの一杯も飲み、
ピンポ~ンと突然の来客が来たら「どうぞ上がって~」と言う。
と、いうイメージが、
あるかないかは分からないのですが、(笑)
実は、キレイな家は、朝早くに行ってもほぼ綺麗に整っています。
あとは、掃除機掛けをしないと、とか、今つかった食器の洗い物が残っている、など、カンペキではありませんが、
散らかりレベルが、それほどひどくない。
というのが、家事上手さんの特徴です。
一日の中で、一番散らかっている我が家の状態。
これが夜にあったりするわけですが、
このまま朝を迎えてしまうと、
『 朝食を作り、洗濯をして、片づけ、掃除、コマゴマした家事…、
などなどしていると、すぐ昼になる。
その間、散らかり気味な部屋でとても人を上げられる状態ではないから、
午前中は、とてもお客様を迎えるような状態じゃなく、
とりあえず、バタバタして、バタバタして、バタバタする。』
というような状態になります。(笑)
で、
対策。
『 この状態、何とかならないかと思って、インターネットで調べる。
本を買いあさり、家事の出来ていそうな主婦の方々に、素直に聞いて、教えてもらう。』
で、分かったことが一つ。
勝負は夜でした。
夜、朝の仕事をしておけば、当然、朝の仕事は少なくなる。』
非常に当たり前で、文字にするとズッコケそうなくらいですが、
これが実は、思う以上に効果的。
主婦の友の会 (NHKの「朝イチ」という情報番組で紹介されていました。雑誌「主婦の友」の読者の会で、主婦仕事などを学び合ったりしている会。 「もより」という会員さんの集まりや、分担のボランティア的な役割仕事があるようです。私は会員ではありません。)で、
「寝る前の家」を決める、というのがあります。
寝る前の家は、
・ 床の上に物がない状態にしておく
・ テーブル、カウンターの上を綺麗にしておく
・ 流しの中は綺麗にしておく
などと自分なりに決めておく。
自分の家に合った決め事をしておけばいいと思うのですが、
出来れば家族の決め事として、周知して協力をあおげば、
実践し続けられる可能性が強くなります。
床、テーブル、流し、と三カ所だけのことでも、
翌朝、朝起きたときの、家事はまるで違ったものになる。
実際、朝をスタート地点とするなら、この数個の決まり事が出来ているのと出来ていないのでは、大違い。
出来ていればすごい助走をつけたような効果。
朝からダッシュが切れ、同じ朝仕事も、短時間で終わる、ということでした。
これにハマると、
明日の朝の着替えも出しておこう、とか、
洗濯もすぐできるようにしておこう、とか、
流し自体も、夜洗えば楽だな、とか、
どんどん夜やる方が楽な仕事を思いつき、
家事はどんどん楽になる。ということになり、自分自身で工夫できるようになってくるかも知れません。
ズボラさんなら、まずは寝る前、床とテーブルの上だけ物の無いようにする、とか、
少しのところから始めてみると、
きっと、こんなにいいんだ!と実感して、
これを片づけてから寝よう、と思える。
片づけ、キチンとしたい気持ちはあるけど、なかなか実践できない、という方は、
ココを試してみるのも効果的かと思います。