磨りガラスの食器棚。 キレイを保つ仕組み作り。
食器棚と言えば、ガラスのケースになっていたり、すりガラスみたいなものが使われて、食器棚の中身が、外からも見える作りになっていることが多いのですが、
でもこれをキレイに見せるのって、けっこう難しくないですか?
なんといっても食器は毎日使うわけで、
毎日仕舞わなくてはいけないわけで、
日に何度も食事するわけで、
それを片づけるたびに、毎回、外からの見かけを気にして、整え続けるなんて、
ムリ。(笑)
(キレイに中央においたり、美しく置くのではなく、とりあえず置く、という感じなので、ついつい曲がる…。)
外から見えるガラスの食器棚を、美しく保ち続けるためには、一度置いた物をマメに手入れしなくても、ずっとキレイに見えているような工夫が必要です。
(あくまでも私の場合。(笑))
キレイな部屋を保つためには、まず自分がこなせるレベルまで、片づけの難易度を下げていく必要があるので、
自分のこなせるレベルがそう高くない私の場合は、手間を大きく省くというのは必須課題。
(自慢になりませんが。(笑))
簡単に出来る、スイッチ一つでOK、一度やったらずっと続く、みたいな仕組みを多くしていきます。
うちは、キッチンの壁に、作りつけの磨りガラスの食器棚があるのですが、これが下から二段ぐらいまでしか手が届かない。
(その上は台に上る感じ。)
さらに、対面式キッチンでリビングと空間が繋がった壁にあるので、誰からもそのガラスの食器棚が丸見え。
(そんな目立つところに置く毎日の食器は…。 毎日マメにキレイにするのは大きな手間。)
そこで思い切ってこの棚の磨りガラスの向こうには、
全て飾りのモノを置いてみました。
仕切られているスペースのマス、一つ一つに、ちょっとオシャレ風に一つ一つの食器を置く、みたいな。
これが、すりガラスの効果。
普通の食器でも、磨りガラスを通すと何か素敵風。(笑)
色をグラデーションにして楽しんでみたり。
こういう高いところにまである食器棚はある程度奥行きのあるものが多いのですが、
奥行きのある食器棚なら、前面に飾りを置いてしまうと、
その影や奥の方に、食器を置いても、あまり見えないので、けっこう置けて仕舞えます。
我が家の場合も、下から二段目までは、飾りつつ、実際に使うモノを置く。
(お客様がいらしたときの、コーヒーカップとか。)
(すりガラス越しによく見える一番手前はキレイに飾り、その奥に使う食器を入れていく感じ。)
で、本当によく使う普段の食器は、外から見えない別の棚の中へ。
子供の頃、友達のお母さんから聞いた部屋をキレイに保つコツ。
「モノは、まず、全て片づけてしまう。 それから、飾るなら飾る。」
もう何十年も前、小学生の時に聞いたアドバイスですが、
本当にその通りなんだ、と思います。