『神・時間術』樺沢紫苑著。 「努力、や、根性、もっと頑張れ!」ではない、時間術のベストセラー本。 「我慢」ではなく「時間を科学的に2倍にする」今までに書かれていなかった時間術。 時間を二次元で考える。
読みました。
書店の売り上げランキング上位として並んで展示されていた一冊。
さてこの本、なんとその時間にできる仕事量を「二次元」で考える。
時間を二次元? とだけいうと、
いったい何?
という感じですが、(笑)
コチラを寄せて、あちらに振り当てる、という今までの時間術の考え方の上を行く感じの考え方で、
要は、その時間に何をするか、で能率を上がるということなのですが、
朝は夜の二倍思考力があるので、「考える」仕事。
考える作業は朝にしてしまい、
夜はあまり考えなくてもできる作業をする、など、
同じ「一時間」の効率を、数倍にしてしまうような考え方、というか。
例えば記憶するものなど、朝は夜の数倍の能率アップが計れる、など、今まで夕方にしていたことを、朝にしてみるだけで、
どの時間に何をするかを知って行動すると効率も全く違うものになるのだと思いました。
本のタイトル横には、「あなたの24時間を科学的に2倍にする!」。
「脳のパフォーマンスを最大まで引き出す」。
と魅力的な言葉が並びますが、
どこ時間帯に、何をすれば、最高のパフォーマンスが得られるのか、
それを科学的に書いてある感じで、
それを知るだけで、
(何かをする時間を、的確な「時間帯」にするだけで)
能率が上がる、という、考え方によっては、一番効率的でラクな時間術のようになっていました。
著者の、樺沢 紫苑先生は、超多忙をな仕事量を神時間術で、
まるで神様のようにこなしてしまう方だそうです。
超人的な仕事量をこなしながら、
趣味などの余裕ももって生活を送っていらっしゃる、
時間も心も余裕のある感じで、
こういう時間の使い方もあるのだと驚きました。
ただ、繰り回して、スケジュールを組み立てるのではなく、
次元を変えて考え、
本当に余裕の、有効な時間の使い方が、学べる本だと思いました。