『仕事&生活の「困った! 」がなくなる マンガでわかる 私って、ADHD脳!?』 37のコツで、もう大丈夫! 司馬理英子医師 著。 発達障害さんの、片付ける方法。
「お片づけ」本のベストセラー、
『人生がときめく片づけの魔法』の著者、近藤麻理恵さんは、アメリカの雑誌TIMEの「世界で最も影響力のある100人」に選ばれています。
さて、なぜ?こんなに「お片づけ」の本が売れているのかというと、
片付けられない人、が多いから。
そして、片づけたいと思っている人が多いから。
ということと、
さらに、片づけ本を読んでも、なかなか片づけられるようにならないから、何冊も買う。
ということがあるようです。
片づけ本を読んで片付けられるようになる人もいますが、
それでも片づけられない場合。
もしかしたら、頭の中の思考回路から見直してみてもいいかも。
その散らかり、原因は何か? と考える。
片付けている途中で、他のことに気をとられてしまうことが原因ではありませんか?
今、気になるモノを次々に出して片づけない、
それでどんどん散らかっていく、というような特徴はありませんか?
というようなことが気になるようであれば、
そもそも「片づけ」の技術、以前の問題。
『仕事&生活の「困った! 」がなくなる マンガでわかる 私って、ADHD脳!?』
この本は、発達障害さん、ADHDの本でもあるのですが、
そうでなくても、なかなか片づけられない人に向いているのではないかと思います。
この本にADHD脳の特徴のリストがあるのですが、
そのほとんどに当てはまらなくても、一つか二つ当てはまると、
この本が活きるかも、と思いました。
例えば、お茶を飲んでいると、ピンポーンとなって宅配便が届き、その宅配便を開けていると、他の仕事が入って、
気がついたら、お茶も宅配便も、片づかないで出っ放しになっていたり、
今、気がついたことに気をとられると、
今までしていた仕事のことから気がそれて戻れなかったり…。
つまり、次々に出したもモノが、そのまま片づけられることなく、出たままの状態になって増えていく、とか、
片づけている途中で、片づけていることを忘れ、料理をしていたり、
など、
分析してみると、
そうか、これが散らかる原因か! と分かって、
散らからない工夫ができる。
散らかった部屋で、この本に書かれたことを参考に、
「ごみ集合!」という掛け声をかけたら、
最初に、ゴミを集めることができて、
片付けの優先順位が一つ一つついて、順番に実践でき、少しずつでも戻ることなく、どんどんキレイになり、
今まで迷ってなかなか捨てられなかったものが、捨てられたりして、効果抜群かもしれません。
(発達障害さんの本以外のお片づけで、「ごみ集合!」てきなことを教えるお片づけ本は少ないかも。(笑))
まず、「自分が片づけ下手だと自覚」して、片づけの対策を練ろう、
というところから入るので、
超お片づけ下手さんにとっては、
とてもやさしくて、難易度が低く、実行しやすい内容。
散らからない部屋にできそうです。
大きな本屋さん2件で、表紙を見せるよう飾っておいてありました。
今まで片づけ本を買って挑戦したけれど、出来なかった人、
それでも片づけたいかたは、参考になるかもと思います。