片づけベタさんには、「魔法使いの人差し指」。 片づけるものを明確にしてから動く。
片づけベタさんのお家は、「しなければならない仕事の山」、になることがあります。
洗わなければならない食器、
畳まなくてはならない洗濯物、
片づけて拭かなくてはならないテーブル、
台の上にもそれぞれの置き場所に戻っていないモノがある。
数日前、友人が来たときには片づいていたハズの家が、
あっという間に、こんな状態、
みたいな感じです。
たくさんやるべき仕事がありすぎて、
どこから片づけよう、というとき、
考えなくても片づいていく、という魔法を使いたいなら、
「魔法使いの指」を使ってみるといいかも知れません。
1960~1970年代、「奥様は魔女」という米ドラマが日本のテレビで放送されて、大人気でした。
魔法で何でも出来てしまう魔女の奥様(サマンサ)が、
魔法の使えない普通の人間(ダーリン)と結婚して、
人間の世界でなるべく魔法を使わないようにして暮らす、
でも、けっこう使っちゃう。
みたいな内容。(笑)
その魔法を使うときなのですが、
まず、魔法をかけるものに注目します。
「コレにかけるぞ」、と無言で決めた後、鼻をピクピクっと動かすと魔法がかかる、という設定でしたが、
部屋をざっと見渡して、「コレだ」と思うモノを指さしてみます。
エイッと指先に力を込めて「レ」状に払うように魔法をかけてみる。
それから、大股で近づいて、魔法、
ではなく、自分で片づけます。(笑)
そう、実はコノ、一度一つのものに「注目する」、ということが大切。
指さされて注目された方はドッキリ!
かどうかは定かではありませんが、(笑)
「あなたを片づけるよ」と、ハッキリ指名するのです。
何を片づけるかポイントが絞られ、一つずつ着実に片づいていきます。
これ、一つ片づけ終わったら、また次の魔法(片づけるモノを指さして指定)をかけるわけですが、
一つ一つがきっちり順番に片づいていき、
本当に魔法のように片づいていく感じ。
さらに、指を指す時点では、魔法で片づける気満々なので、
これを片づけるの大変、とか余計なことを考えずに、
ズバッと、自分の一番気になっている仕事の核心(本当に片づけなければならないもの)を指せます。
自分の一番気になっているものから、
一つ一つ着実に片づけられれば、部屋は片づいた部屋に一歩一歩、大きく着実に近づいていく。
本当にそこから片づけていくと要領よく片づいていく感じです。
部屋を片づけるときには、魔女になったつもりで、指をさす。
コレけっこう片づけベタさんには、効果があると思います。