「一仕事一片づけ」。 物事を終わらせてしまうこと。 テレビの検証番組で、これが一番、効率的な方法でした。
主婦の仕事は、いくつかの作業を平行して行うことで時間短縮になり、短時間で終わらせることができるように思います。
でも、多くの人は、「目についた色々な仕事に手をつけ、結局どれも(ほとんど)終わらせられなかった」というような経験もあるはず。
意外に思うかもしれませんが、
「一仕事一片づけ」。
これが家事の基本だそうです。
やりかけた仕事は最後まで終わらせてしまうことで、一つずつ仕事が片づいていきます。
これを、あちらに手をつけ、こちらに手をつけ、とすると、やりかけの仕事の山になり、ストレスになるばかりで、終わりが見えません。
テレビで放送していたのですが、例えばいくつかの何か違う作業をしたとき(書く、読む、作る、など)、一つの仕事が終わるたびにキチンと片づけて他の作業に移るのと、
全ての違う作業が終わってからまとめて片づけるのでは、一つの仕事が終わるたびに片づけて他の作業に移るほうが、結果的に片づけ時間が少なく済むという実験結果があるそうです。
洗濯機を回している間に何かをする、というような、完全にすることがない空き時間ができる場合は別ですが、
仕事の質が変わると、その仕事モードに入るときに、何かと準備がいります。
細かい仕事をしていれば細かい仕事をするモードになっていますし、立ち仕事には立ち仕事のモードになり、座り仕事には座り仕事のモードになっています。
ここを立ったり、座ったり、立ったり、座ったりしていれば、どうしても時間のかかるものになる。
同じように、こちらを片づけ、あちらを片づけ、ではなく、
流しの前にいる間に、今使った調理器具を洗ってしまう。
そしてその場で台も拭いてしまう。
としていくと、順々に結局要領よく片づけることができます。
人は意外に一つのことにしか集中できないもの。
あれもこれも、と思い立った順に手をつけるのではなく、
その場その場の、「一仕事一片づけ」。 一つずつ物事をおわらせてしまうことが有効。
「今やりかけの仕事」、「この場所でできること」 を見逃さず、
一仕事一片づけ。
その場でキチンと後片づけまで終わらせてから、場を離れるのが正解だそうです。