『斎藤一人 世界一ものスゴい成功法則』 自分はスゴイんだという自信を持つ方法。 自分が実力を出すこと、自分が上になることに抵抗を持たない。
日本人は謙虚だといいますが、
私も御多分に漏れず、謙虚。
威張っているのは、家の中でだけ。(笑)
(それほどでもありませんが。)
なので、「人さまには到底かないません」とか、「私なんてたいしたものでなく」、というような精神が染みついている。
(こう思うことこそ、美徳?ぐらいの勢い。)
「出るクギは打たれる」もあり、とにかく目立たないように。
でも、これ、
違ったな、と思います。
と、実は自分で気づいたわけでなく、納税額日本一の大成功者、斎藤一人さんの本に、違うよ、と書いてありました。
自分はスゴイと思ってはいけない、という、その謙虚さ、本当に正しいですか?
と考えてみると、
そんなこと、考えたこともなかった(考えてもいけないような気がしていたな)と思います。
謙虚に控えめにするべきだと、思いこませた人がいる。
それは一人ではなく、いろいろな人にそう思い込まされて生活している。
と、言われてみると、
そうかもしれない…。
と思いました。
付き合う人には、他方面で活躍してほしい、立派な人になってほしい、と思っても、
一方で例えば後輩に、
年長である自分を立て、歯向かわず、支えて欲しい。
そういう思いが、誰しもあるわけで。
そいう親や先輩など、上の立場になったときに、
子供や後輩に、どうして欲しいか、と考えると、
謙虚になって、自分(親、先輩)を支えて、立てて欲しい、と思うかも。
(子供や後輩のことを思っての考えではなく、先方の都合でした。)
親でも、子供にずっと慕われて、親を立てて欲しいというような気持ちがあることがあり、
村なら、年長者に逆らってほしくないと思われ、
先生には生意気な態度を戒められ、
生徒同士は競争で、テスト前の友達「私全然勉強してないよ~」は、相手を油断させるための嘘八百。
(方便ということにしておきます。(笑))
社会に出ても、先輩は、後輩に抜かされたくない。
そういえば、昔の軍隊には徹底した上下関係があり、
戦争に向かう日本には、一つの考え方以外を認めさせない威圧感がありましたが、
一人一人個人の考えを尊重するのではなく、
誰かの指示に従わせること。
こういう風にしておくと、上にとっては、後輩を抑え込むことができ、
大変都合がいいわけですが、
それが後輩のためになっていたか、正義だったか、と考えると疑問がある。
そんな感じかと思います。
人は誰しも若いところから順々に年を重ねるわけですが、
本当に人が伸びるためには、若い時から自信を失わず、
精一杯自分の実力を出して、それを伸ばすように努力してみる。
そういうことが必要なのだと思います。
斎藤一人さんの本は、古本屋さんでも、値崩れせず、
いつも、ある一定金額以上を保って売られる人気があるのですが、
人より勝ることや、
自分の魅力をだすことに抵抗を持ってはいけない。
どんどん自分の魅力を出していきなさい、と書いていました。
後輩は謙虚に、というような常識? 人々の思惑を超える、
本当に「自分」のために生きなさい、と教える、「成功者」の法則の本。
なぜ多くの人が、斎藤一人さんのようには、なかなか成功しないのか、が分かる気がする、
日本一のお金持ち、いわゆる大成功者が書くからこその説得力を感じる本でした。
本当の自分自身に目覚め、
実力を出し切って、幸せに生きようよ、という内容で、
殻を破ったほうがいいかも。
口は謙虚でも、
心では真っすぐに立って、胸を張って、しっかり精一杯の実力をだす。
この人生で、実力を出し切って生きてみる。
なんかそういう人生、素敵だな、と思うようになりました。
「自分はスゴいんだ」と教えてくれる本。