片づけは、「混ぜ物」を取り除く。 スッキリしない頭にも時も効果的。
宝物のダイヤモンドの大きな一粒。
これを、机の上に置き、
しばらくして、
となりに関係のない紙を2、3枚置きました。
翌日には、その紙に隠れてダイアモンドが見えなくなり、
翌日にはさらにモノが増え、ダイヤモンドを隠します。
そのうち、ダイヤモンドを机に置いたことも忘れ、
でもある日、必要になって、
どこだったかな、と探しだす。
出掛ける間際で時間がなくて、
でもダイヤモンドを身につけたくて、
ありますように、と祈る気持ちで探す。
そんな時の焦り。
それが苦しい。
(知ってます。 経験者(笑))
もしかしたらダイヤモンドも、もうそこにはなく、他のモノたちと一緒にどこかへしまわれたかもしれません。
机の上に置いた、まで思い出せても、その続きを思い出せない…。
片づいていない、とは、こういう状態のことだそうです。
つまり「片づいていない」は、要るものと要らないものが混在している状態であり、
多くのモノの中、関係ないものに混じって本当に必要なものが埋もれている状態。
そこには仲間わけもなく、そもそも必要なものなのか、そうでないのかの区別もなく、
いつも混沌、混乱している状態。
それを目にする人の頭の中も、大変混乱しやすい。
以前、教えていただいたことがあるのですが、
整理されていない、という状態は、「同じ種類のモノの中に、違うものが混じっている状態」。
整理とは、その中で異質なものをとり除き、同じ種類のモノにしたり、
ある法則によって揃え、整えること、
だそうです。
頭がすっきりしない、失敗ばっかり、
または、人間関係でもトラブル続き、
という方で、今、打つべき対処法が思いつかず、悩んでいる方は、
まず、片づけ。
目に見えるモノの混沌をなくす、
そこに置かれているモノのグループを分け、
仲間ではないものを仲間のところに移動する。(捨てられるものは捨てる)
というところからするとよいそうです。