人間関係を良くしたいなら、掃除する。 一瞬で済む片づけが、運命を変える。
人間関係と掃除は、なんのかかわりもないように思えますが、
実はあるそうです。
部屋は、その人の状態を映す、鏡。
ときどき、犯罪を犯した人の部屋や車内が、テレビに映し出されると、
やっぱり、と納得の汚さだったり、散らかりようだったりしますが、
人が荒れる時は、部屋も荒れていて、
キレイな明るい部屋には、明るい運命が入ってくる。
ヒッチコック監督のサスペンス映画だったと思うのですが、とても紳士的な服装と態度で、良心的で信用のおけるように描かれていた人物の家を、主人公が訪れた時、
その壁に、かかっている絵の色使いが不気味で、
そういう異常な色使いの絵を何枚も主人公が見る、というシーンにより、
「この紳士的な男性が、殺人の犯人なのだ」と、映画を見ている人たち気づかせる、という仕掛けのシーンを見たことがあります。
家に何が置かれているか、どのような環境にいるか、ということは、
人の心理状態を表すと同時に、
その人そのものも、変えてしまうものなのかもしれません。
必ずしも一部の隙も無くキレイ、な家でなくても、
少なくてもある程度整理されていて、快適で幸せに暮らせる家のなかにしておくことで、
人間関係も、仕事も、幸せになり、
お金にも人にも恵まれるという運命を引き寄せるということがあるようです。
もし、人間関係を良くしたいと思いつつ、なかなか良い方向へ進展しないなら、
人と良好な関係を築きたいなら、
悩んでいるより、掃除する。
人間関係に悩んでも解決の手段がなかなか思いつかなかったりしますが、
掃除は、今すぐ1人でできる実践で、
効果大ということなので、
悩んでいるより現実的に動ける有効な手段。
掃除は人間関係だけでなく、お金に困っている時にも、仕事で上手くいきたいときにも、
有効な手段だと思ってすると、
現実的に何かが変わることが多いそうで、
もう、とりあえず掃除してからその悩みを考えよう! ぐらいの勢いで実践する。(笑)
だいぶ昔ですが、「冷蔵庫を磨いたら、人間関係がよくなった!」と、
全く関係ないようなことが繋がっている、ということをユーモアのある語り口でお話してくださった講話を聞いたことがあります。
外に出掛けている時、家の中の掃除は、全く外の人間関係に繋がっていないように思いますが、そんなことはなく、
もし、幸せになりたいなら、
今一瞬で、目の前にあるホコリを払う。
モノを一つ、捨てる、片づける。
そうするだけで、身が軽くなり、
目に見えない世界の階層が、今までいた場所より少し高い世界に来たような不思議な感覚を覚えます。
いっぺんに理想の家には出来なくても、
一昨日よりは昨日、昨日よりは今日、と、
少しずつでも、キレイな家になっていること。
そうしようとする姿勢。
最初は、気になっている一つの場所を片づけたり、拭いたりする、小さなところから。
なかなか片づけに着手できないなら、
家の中の目の前のモノ、
散らかっている不要なモノを、とりあえずつかむ。
散らかっている場所で、目の前にあるモノを、一つでも手でつかみ、
捨ててみる。
出してあるモノをつかみ、定位置に戻してみる。
一瞬でもホコリを払ってみる。
そういう一瞬でできるような小さな小さなことを一つ一つ積み重ねていくと、
気がついたら悩みが軽くなっていたということが多いようです。