なぜ、お掃除をするのか? まずは健康のため(お掃除を徹底してガンを克服された話)
なぜ、お掃除をするのか?
お掃除できない方々の中には、
これ、けっこう、疑問に思う方もいらっしゃるようです。
「ホコリでは死なない」と言われたりしますが、
今の私の場合のお掃除のモチベーション。 「掃除は健康のためにする。」 まずはこれかも。
掃除をしないと、心も体も健康になれない気がするから。
他のお掃除のモチベーションにも、部屋の汚れは心の汚れ、というような気持ちで清めるように掃除をしたり、
恋愛運や金運、仕事など、人生の運を上げるようにお掃除したり、
(北野武さんは、トイレ掃除をされると聞いたことがあります。)
それぞれの理由があるようです。
(以前「トイレの神様」という曲も流行りました。)
さて、なぜお掃除をするのか?
理由は人それぞれあると思いますが、
ホコリの中にいけばクシャミ、鼻水。
カビっぽい建物に入れば、鼻がムズムズ。
洗える布団にしてマメに洗ったら、アトピーが快癒。
健康に直結です。
以前、元宮城県知事の浅野史郎さんが、2009年に難病、成人T細胞白血病を発症、余命11ヶ月の宣告を受けられ、その闘病中の日常生活をテレビ番組で放映していました。
奥様の光子夫人が食器を煮沸消毒。
室内のカビ、ホコリを徹底的に払い、隅々までキレイに拭き上げて掃除。
機器にはアルコール消毒。
毎日掃除に追われているという生活。
ここまで徹底するんだ、と思うほどそれは徹底していて、
掃除は毎日ここまでするものなのだ、と思う印象に残る映像でした。
その後、抗がん剤と骨髄移植などで、余命宣告の危機を乗り切った浅野氏は回復し、それから何年も経った今、元気にしていらっしゃる様子を、テレビで拝見します。
これは絶対、奥様のお掃除のお陰。
もちろんそれだけではないと思いますが、闘病中、免疫力の低下した浅野氏の体を、
奥様の徹底した掃除が救ったことは、間違いないと思い、
掃除ってこんなに凄いんだ、と思いました。
ホコリでは死なないぐらいに思っていた新婚時代。
家の掃除に、消毒というまでの感覚があまり無く、ざっくり適当にお掃除。
そんな日々を何年も続けていましたが、
例えば歯周病も、口の中の清掃(とくに歯と歯ぐきの間)が上手く出来ず、十年や二十年などの長期間細菌に冒されることによって進行し、放っておけば歯が抜けてしまいますが、
菌が減るように清掃されれば進行は止まります。
部屋の掃除も同じで、長く多くの細菌に接し続けることは、長期間かけてゆっくりと人の健康や体力を奪い、そして自信を奪っていく、
体力が低下し、免疫が落ちているとき等、人は、ホコリでも弱くなることがあるのではないかなと思うようになりました。
家の中には数万、それ以上など、大量のホコリが舞っていて、 このホコリやホコリに住む微生物、カビなどの異物による免疫へのダメージは、長期間にわたり少しずつたまっていくそうです。
病気まで治してしまう。
家の状態を見れば、心の状態まで分かったりする。
お掃除って本当に大切。
まず、「空気」。
例えば、15分間窓を開けて換気をするだけでも、
空気中に漂っているホコリのかなりの量が外に排出される、とテレビで放送していましたが、
日々、部屋を清潔に保つことが長期的に免疫力を上げ、健康を保つことにつながるのだそう。
そして、健康で一番気をつけたいと思っているのは、「寝室」。
布団のダニやカビ、部屋の菌やホコリに注意して寝るだけでも、健康に過ごせそうです。
出来るところから少しずつ注意して、健康に近づくお掃除をするといいと思いました。