段ボール箱は移動するうえ、中身は、9割がた分からなくなる。
片づけのコツの一つ、段ボールに入っているものはなるべく出す。
これ、五月人形が、五月人形専門の段ボール箱に入っている、とか、
ガスコンロが、ガスコンロ用の段ボールに入っている、
というものまで、出すということではありません。
引っ越しなどで使った段ボールをそのまま活用している、とか、
一つの段ボールの中にあまり使わなものを詰め込んで、それがいくつもある、というような状態は、なくしものをする可能性大です。
転勤族などで、すぐ引っ越しをするとか、
仮住まいてきなもので、段ボールから出さない、という選択もあるかと思いますが、
つまりそれが、片づいていない状態、
モノは活用せずほぼ死んでいる感じ。
(冬眠、ということにしたいと思います。)
段ボール箱に、中身の種類を書いておいても、それがいくつもあると、
大体、どの段ボール箱に何が入っているのか、分からないなるのが大半。
さらに同じ引っ越し会社の段ボールでパッケージがおなじ箱、ということになると、
コントか映画のように探しづらくなります。(笑)
引っ越しの時に荷ほどきすると分かることですが、
段ボール箱は、すぐにブラックボックスと化します。
先日の記事、『なぜ、家の中で「物がなくなる」のか? 探し物を激減させる片づけのコツの一つ。』で書きましたが、
収納場所には、引き出しのように「固定されている」ところと、
箱のように、箱自体が動く「非固定」てきな場所があり、
固定されていない場所にいくら収納しても、なくしものをしやすい。
フラフラとボヘミアン?
の勢いで、行方不明です。(笑)
段ボール箱は、場所を移動します。
固定されていないので、「モノを入れたはずの段ボール箱」自体がどこへ行っただろう?
というところから探す。
しょっちゅう動かすなら自覚もあるのですが、これが、「たまに」で、
動かしていたことすら忘れたころ探しものをすることになる。
(ここにあったはずだけど…。みたいな。)
(妙に詳しいのは、体験があるからです。(笑))
せっかく段ボール箱の中に整理しても、
それ自体がなくなる可能性があり、なくしもの、探し物になる可能性が高い。
また容量も大きいと、一つの箱の中に、いくつものモノが入ることになり、
外からも見えないため、
「あれ、どこに仕舞っただろう?」とすぐに取り出せないことにも非常になりやすいです。
なので、収納方法として段ボールを利用する場合には、
個数を少なくし、
何が入っているか、明確に分かるものだけにしておくのがいいと思います。