「ラタトゥイユ」 はなまるマーケット
テレビのはなまるマーケットで見た「ラタトゥイユ」の作り方。
ラタトゥイユは、南仏の生まれの野菜煮込み料理。
たっぷりの夏野菜とトマトを使い、「常備菜」として紹介していました。
トマト味の夏野菜の煮物で、見た目少しミネストローネ風にも見えます。
で、今回の作り方は本格派。
なんとミシュラン二つ星シェフの谷昇シェフから直接ご指導を受けながら、大久保佳代子さんが作っていらっしゃいました。
私も作ってとても美味しかったので、ここにレシピと作り方を書いてみたいと思います。
テレビで見ると思うのですが、
本にあるレシピだけではない、ちょっとしたコツややり方が分かるのがテレビ。
大久保佳代子さん、笑いも交えながら、でもとても美味しいということをしっかり伝えてくれ、
沢山の野菜が取れ、肉も入らず、体にやさしく、ボリュームのある本格派レシピで、
普段手抜き料理が続いていても、たまには、こういう本当に体に良くて美味しい物が食べたい。
と思う感じでした。
では、その本格レシピ書いてみたいと思います。
<材料>(8人分)
・ ナス 小7本
・ ズッキーニ 小5本
・ タマネギ 2玉
・ ニンニク 4片
・ ピーマン 5個
・ パプリカ 2個
・ トマト缶 2缶(800g)
・ 赤唐辛子 1/2本
・ オリーブ油 80cc
・ 適量
<下ごしらえ>
1. ナス:縦縞になるように皮を適宜むいてから、1cm幅の半月切りにし、ざるをのせたボウルに塩水を張り、あく抜きをする。
→ カンタン。以下<下ごしらえ>の1~7はひたすら切ったり、材料を下ごしらえをする作業です。
2. ズッキーニ:へたを切り落とし1cm幅の半月切りにし、塩を振り混ぜる。
3. タマネギ:2cm幅のくし形に切る。
4. ニンニク:縦半分に切り、芽を取り除いて三等分にする。
5. ピーマン:種を取り除き、一口大にカットする。
6. パプリカ:コンロに網を敷き、強火にする。網の上にパプリカをのせて、皮を真っ黒に焼く。ボウルに水をはり、その中に焦げたパプリカを入れ焦げた皮をむき、種を取り除いて一口大にカットする。
7. トマト缶:ざるを敷いたボウルにトマト缶を開け、トマト缶の中身をこして種をとる。
<作り方>
1. 鍋にオリーブ油(70cc)、ニンニク、赤唐辛子を入れ、中火にして木べらで混ぜながら、タマネギがしんなりして透明感が出てくるまで焦がさないように炒める
2. ズッキーニ、ナスを鍋に入れざっくり炒める。
3. 塩を入れ、味をつける。
4. トマト缶(ざるにあけ、種や皮などをこしたもの)を、鍋に加えふたをし、中火で約15分煮込み、パプリカを入れる。
5. 別のフライパンでオリーブ油(10cc)を熱し、強火で緑ピーマンを炒める。軽く焼き色がついたら、塩を振り鍋に加える。
6. 鍋の中のズッキーニが簡単につぶれる柔らかさになったら火を止める。
7. 大きなボウルにざるをのせて、ラタトゥイユをあける。ざるでこされた煮汁だけを鍋に戻し、塩で味つけをし、中火で約6分間、とろみがつくまで煮詰める。
→ フライパンにザルを置き、そこにラタトゥイユをあけてみました。こされた煮汁がフライパンに残ってそのまま中火。塩、結構入れました。
材料の量を適当にしたので、10分ぐらい煮詰めたかも。
たしかに、煮詰めると断然美味しくなります。 本当、パスタに合いそうな、ミートソース系の味わいでした。(この味ってこうやって出すんだ、みたいな、ちょっと感動。 煮詰めるってすごい。と思いました。)
8. 野菜を鍋に戻して、温め出来上がり。
ちゃんとしたスローフード的な味で、美味しいです。
2012年6月11日はまなるマーケットで放送。
ラタトゥイユを教えて頂いた方
ル・マンジュ・トゥー 谷昇オーナーシェフ
【住所】東京都新宿区納戸町22
【電話】03-3268-5911
【営業時間】
☆ディナー
・オープン 18:30 ラストオーダー 21:00
☆ランチ(第1、3、5土曜日限定)
・オープン 12:00 ラストオーダー 13:00 クローズ 15:00
【定休日】 日曜日のみ(祝祭日は営業)
野菜をたくさん食べられる体に良いレシピ、とても元気になりました。
家族で一鍋、その日に完食しました。