勉強出来ない子から、出来る子にするための全く新しいテキスト。 「下剋上算数」基礎編。
中学受験、算数の参考書。
「下剋上算数」。
この本、算数が「出来ない子」が、「出来るようになる」本。
この「下剋上算数」が、参考書としてベストセラーな売れ行きになり、
今、多くの本屋さんに置かれています。
出来ない、といっても、偏差値40ぐらいの子対象ですが、
もし、私立中学校受験を考えているならいいと思います。
勉強すると、きっと、風景が変わるかも。
著者は最難関中学といわれる、桜蔭中学を受験した子供のお父さん。
どうやって算数を教えたか、という塾へ行かずに受験した独自の参考書なのですが、
これがなかなか今までになかった感じ。
今、多くの本屋さんに置いてあるベストセラーな感じです。
実は、このお父さんは「中卒」。
ベストセラー『下剋上受験-両親は中卒 それでも娘は最難関中学を目指した! 』を書いた著者で、この本は、待望の第二弾!
必死に自ら勉強し、つかんだ、その肝が書いてあります。
で、この参考書「下剋上算数」を使うと、
出来ない子を教える時も、「君は、ここをまずつかまえよう」、と教えられる、
これがこの本のスゴイところ。
受験って、もともと成績がいいお子さんはよいのですが、
下剋上狙うぐらい(下から這い上がるように)成績が良くないお子さんが受験をする場合。
その合否のポイントは、「親」。
どういうふうに勉強させるか、成績を上げるか、親が考えなければ、難しいわけです。
で、他の参考書と違うところは、
出来ない子がなぜ出来ないか、その本質を突き、
出来ない子が出来るようになるように説明が加えられ、問題の順番が組み立てられていること。
これをこなせば、出来るようになる、
そういう感じの本。
今、東大生の親の半分は、年収1000万円以上で、一般家庭よりも高いそうですが、
つまり、お金持ちが東大へ。
貧乏だったり、学のない親の子は、やはり高い学歴を得られず、収入も高くない。
という負のスパイラルがある。
親の収入や能力が、子供に引き継がれていく。
ここから、真面目に抜け出そうとした、中卒のお父さん親子の受験勉強。
つまり「下剋上算数」。
いいテキストだと思います。