ズボラ脱出? テレビとパソコン、深い椅子を止めると、家事はグッと、ラクになる。
ズボラ主婦、というフレーズを近年はネットで見るようになりました。
昔は、ご近所付き合いなどで隠しがちだったところもあると思うのですが、
今は、ネットなどで人の生活が以前よりオープンになって、四角い部屋を丸くお掃除するくらいの「ズボラ」告白に留まらず、
片づけられネーゼや、可愛い女子のまさかの汚部屋告白、(笑)
足の踏み場がない、どころか、生ごみ系が放置してあって、息を吸うのも命がけっぽい部屋のブログアップ写真。
知りたかったような、知りたくなかったようなリアルな現実の情報が、ネットにあふれるようになりました。(笑)
さて、そんな風に「ズボラ」になるかならないかは、その人の責任、というだけではなく、
片づけ方を知らなかったり、動きやすいか、動きづらいか、の仕組み作りも大きいように思います。
風邪を引いていたり、だるかったりすると急に動きたくなくなる、みたいなもので、
やる気満々、というような体の調子やマインドの部分も大きく、
また生活するうえでの知識が少ないということもあると思います。
例えば、腰を置く椅子が高い位置にあると、とても立ちやすくなる。
深いソファーなら、沈みこんで、おしりに根が生える。
みたいなちょっとしたことに左右されやすい。
心地よい温かい日には外にでたくなり、
寒い日には外出したくない、という感じかもしれません。
さて、(そんな人の特徴を追求しつつ?)ズボラ主婦卒業の、ノウハウ。
最初は、
テレビを見ていませんか?
ネットやゲームをしていませんか?
深い椅子や和室に座っていませんか?
ということからチェックしてみるといいかもしれません。
正直、「テレビとパソコン、していないんですか?」 と言われると、
してますが。(笑)
このブログもネットで書いているわけですが。(笑)
「テレビとパソコンを止めると、(その時間が空き)家事はグッと、ラクになります。」
そして動きやすい食卓椅子以外は、座ると(ラクであればあるほど)動き(立ち上がり)づらくなる。
まずはそれを認識しておくこと。 ここからスタートがいいかもしれません。
現実に、それを知ってコントロールをしながら、テレビやパソコンを使うと、
自分の時間を自分の意志でそれに費やすことができますが、
知らずにハマってしまうと、自分の意志とは関係なく時間を取られ過ぎ、
なんだかよく分からないけれど、日々の生活が苦しい(時間的に)、ということになりがち。
ズボラ卒業には、マインドも大きいですが、
ノウハウも大切だと思います。
私流ノウハウは、何かを「すること」からではなく、
「しなくなる」ことから。
自分が何に時間を取られているのか、
なぜ、出来ないのか、を考えること。
これが私の場合、テレビとパソコン、そして座ってしまうこと、でした。
人によって違いますので、ゲームの人もいると思いますし、寝ること、の人もいるかも知れませんが、
する動作や時間を多くすれば、それだけ片づけや、したい家事をこなすハードルは高くなるようです。
片づけるものが多くある。
ゴミ箱が近くにない。
というような要素が一つ増えるだけで、ズボラさんの片づけられる確率はグンと低くなりますが、
立ち上がる、テレビやパソコンから目を離して移動する、というのも同じように確率を下げます。
「立ってる者は親でも使え」、という、ことわざもありますが、
立っているというだけで、座っている状態からは(動ける(ズボラ卒業)、という事実に向かって)大きく前進しています。
さりげない違いに見えて、ここは大きいと認識しておくといいと思います。
座ってしまうと動けない、は、多分ズボラさんに共通なので、
座るときは、腰の位置が比較的高めにある食卓椅子などにします。
全く座れないのも無理があると思いますが、
和室座りと、ソファーは(家事が終わるまで)禁止。
としている家事上手な友達を知っています。
まずは、それを止め、
テレビとパソコン、自分の時間の取られていることを止めます。
もちろん、家事が出来るなら座るのはOK。
家事したいのにできなくて、なぜだろう、と思っている方には、
「コタツで座っているから」など、理由があるはず。
そこから立ち上がるのは、働き者(ズボラじゃなく)でも結構大変、ということが分かると、楽かもしれません。
家事をしてから座る、自分で出来る確信を持って座る、
やってしまうまでは、しない、など家事に支障がないように自分なりの工夫が必要ということです。
今は小学校でもよく、「テレビ視聴やゲームの時間を減らすように」指導されます。
まず、勉強する環境を整えること、勉強する時間をとるために、他にすることの時間を空けることが、子供に勉強させる一歩なのかも知れません。
さてここから、もう一歩。
以前、私も、もっともっと動ける主婦になりたい、と思った時、
まず、私の見ているテレビに着目。
地デジ放送終了をよい機会として、テレビ視聴自体を止めてみたのですが、
実は、それだけでは私の「動く量」はそんなに変わりませんでした。
(予想外。 せっかく止めたのに。(笑))
(短期間では動けたのですが、あまり続かなかった。)
考えてみたら、テレビが無くても、パソコンに時間を取られ、
そして立てなくなる最大原因が、「コタツ」であることに、気づいていなかった。
原因は複数が積み重なっていることがほとんどのようで、
一つ一つは取るに足らない小さいことに見えますが、積み重なることで確実に動きが鈍くなってしまうようです。
軽くとらえて無視してしまいそうな小さなことを一つずつ、丁寧になくしてみるのがいいと思います。
まずは、深く座らないこと。
動きやすい環境、動きづらくしている要因は何か考えること。
これが大切で、細かい工夫の積み重ねることで自分の弱点や、
なぜ上手くいかないかを克服していきやすいように思いました。