悩み。 現実と妄想をハッキリさせる。 心配事の9割は起こらない。
妄想する、といっても、多くの人にとっては頭の中で何かを想像することで、
その想像(妄想?)と現実は、入り混じらず、
その区別がハッキリしている、と思い生活しています。
その区別が入り混じるようなら、即、病院だな、ぐらいに思っている。(笑)
でも、意外に、健康な人の頭の中でも現実と妄想が入り混じっていることは多いものかもしれません。
ベストセラーとなって、長期間売れ続けている本に、
『心配事の9割は起こらない: 減らす、手放す、忘れる「禅の教え」 (単行本) 』
という本があります。
私達が心配しているのは、現実には起こってもいないことであり、
そして今後も9割、起こらない。
つまり、「妄想」を本気で心配している。
多くのファンをもつ米映画スターウォーズも、
誰よりも才能があり、日々訓練を重ね、将来を期待されたジェダイの騎士 アナキン・スカイウォーカーが、
「自分の子供を妊娠した妻が、出産時に亡くなる」という妄想によって、正義の道を外れ、幼い子供までを皆殺しにし、悪に落ち、利用されるストーリーが描かれています。
妻が、出産時に亡くなる。
頭に浮かんだその妄想を、妄想だと認識できずに、
怖れて阻止しようと起こした行動が、
助けられると言った人物(悪のボス)を盲信して服従することであり、
関係ない子供を皆殺しにすることであり、慕っていた師を殺そうとすること。
結局、妻は出産時に健康な出産をできたにも関わらず、
アナキンのとったその行動に精神的なショックを受け、そのショックで亡くなるという運命をたどりました。
もうここらへん、(俳優さんなので)ルックスはいいのかもしれないけれど、
何て暗いんだ! と思う感じで、
立派な大人なのに、行動と考えが、恐怖のとりこ…。
聡明で素敵感マックス設定な妻パドメが、なぜ惹かれたのか、ほぼ理解不能。(笑)
いやいやそういうことも、あるんだろうけど。
ぐらいの。(^^;)
と、傍から映画見ていると思うわけですが、
でも、心配事をしているときの私って、
同じことをしているんだな~、と思って。
心配事の9割は妄想、と言われると、
たしかにそうかも。
斎藤一人さんも、十年前の悩み思い出せるかい?
悩みって時間が解決するんだよ。
というようなことを言っていた気がするのですが、
その都度その都度、時間が解決してくれる悩みに煩わされ、不安になり、振り回されている自分に気づきます。
悩むなら、それが妄想なのか、現実なのか見極め、
それは時間が解決するのことなのか、そうでないのか考え、
具体的に解決策を考えるべきなら考える。
現実と妄想をクリアに分ける。
悩みの正体を自分で見抜く。
そういうことも必要かもしれません。