家事できない、片づけられない人の「対策」、「自分の行動を、音で把握する」。
以前テレビで、「片づけられネーゼ」というネーミングがありました。(笑)
「汚部屋」を片づけるテレビの企画があったり、
「ゴミ屋敷」という言葉が多くの人に通用するほど、
壊滅てきに片づけの苦手なかたがいます。
そこまで、というのは珍しいケースだとしても、
今突然おじゃましていい?
と聞かれると、困るかたはけっこう多いのかもしれません。
さて、そんな片づかられない方の原因の一つを先日書きました。
(こちらの記事。『家事のできない人の原因。 片づけられないさんの家事は、「高速道路を曲がる」感じ。 ADSDさんの家事ルール。』)
片づかないのは、片づけを始めても途中で止めてしまうから。
別のことに気をとられて、違うことをしてしまうことが、大きな原因なことが多いです。
何かを始めたら、別のこと、そしてまた別のこと…、と次々に気が移り、
最初に始めたことが終わらずに一日を終了し、
また始めても、そういう一日が繰り返される、
ということが原因という方もいらっしゃるのではないか、
という記事でした。
(実はサザエさんもそのタイプらしく、以前「主婦の時間割」というタイトルで、
サザエさんが、いかに他のことに気を取られて主婦仕事ができないか、みたいなマンガを放送していました。(笑)
ちなみにオチは、「それがサザエさん」ということで、それを家族が「姉さんらしいや」てきに大きく受け入れ、もはや直さなくてもいい、みたいなオチでした。(笑))
(こちらの記事。『家事上手さんの特徴は、「段取り」。 することの「順番」が明確であること。』)
さて、今日はその対策。
一点集中。
ちゃんと片づけおわるまで、片づけをする。
他のことに気をとられず、片づけを終わらせる方法の一つ。
「音を意識する」。
例えば、パソコンをしていたら、キーボードの音。
家計簿をつけていたらページをめくる音。
お茶碗を洗っていたら、食器の重なる音、というような、
それぞれの作業の音があるわけですが、
それを確認していることで、今、自分が何をしているか自覚する。
そして、それ以外の音になった時、
作業が移り変わった自覚を持つこと。
自分の作業を、「音」をとおして、第三者的にとらえられるようになる感じです。
もし、片づけが苦手で、片づけ始めても最後まで片づけきれないということがあったら、
自分がしようと思ったことを、他のことに気を取られず最後まですることを考え、
自分の作業の音を、
これは片づけている音なのか? と、意識して、確認しながら、
今、自分が何をしているかに集中して自覚してみるといいように思います。