片づけは、「どこから戻るか」を考える。 片づけ下手さんは、「ココから戻る」という所ではなく「ココから戻る」という場所以外の場所から片づける。
片づけ上手さんのお家は、いつ行っても片づいています。
そして、片づけ下手さんのお家は、例え片づけた直後でも、
すぐに散らかりだす。
例えばお客さんが来た翌日。
昨日片づいていたはずの家が、もう散らかっている。
この時、どこから散らかっているかに注目してみるといいかもしれません。
まず、散らかるのは、
いつも使うキッチン関係？
それから、洗濯や服など、「常に使っているもの」。
これが第一候補かもしれません。
で、他に、どこが散らかっているか。
いつも自分はどこで何を使い、
それをどこに置くため、
どこが散らかりやすいか？
理論的に、その動線を考えます。
散らかりやすいところを、キチンと片づけていくと同時に、
もう散らからないように工夫する。
（ゴミの出るところにはゴミ箱を持っていったり、
服を置いてしまう所には、服をしまうスペースを確保するなど、
そこで使うモノに合わせた、収納場所を考える。）
そして最初に、散らかりにくいところを完ぺきにします。
毎日常に使うエリアが散らかりやすいのは分かりますが、
普段さほど使わないエリアも散らかっている場合は、
そこで、そもそも「しまうべき場所」が特定されていないモノたちが、
ただ長期間ウロウロしているだけのことが多いので、
一度片づけてしまうとしばらく散らからずに快適に過ごせることも多いと思います。
たまに片づければいいだけなので、
もっとも散らからないエリアにできるのですが、
そこの片づけまで怠っていると、
モノを出そうとする度、
下手をすると毎日探し物に追われ、
無駄な時間と心のストレスを受ける。
一番大変で、無駄な労力のかかる家になります。
そのままでは、ほぼ確実に、なくし物をするパターンなので、
精神的にも辛い。
そういうところの収納から見直します。
まず、常に使って片づけてもすぐに散らかってしまう所、からではなく、
片づけたら、しばらく散らからずにイケる、ところから片づけ、
そこにウロウロしているモノたちを、どこにしまうか決め、場所（エリア）を作る。
（自分が一番最初に探す場所に片づけると、なくしものをしなくてラクです。）
それだけ。
そして、目についたもの一つ片づけるのは、「今」。
片づけ下手さんが「後から」片づけることは、ない、
と思った方がいいと思います。
もし、「今」片づけないのなら、その時、何分後にかたづけるのか決めること。
散らかっている部屋も、コツさえつかめれば、片づいた家になります。
それから、片づいたら、散らかさない、と決める。
（使い終わったらすぐに定位置に戻す。）
願いは叶うといいますが、ある時期から片づけられるようになった、という方は多くいます。
どこから散らかるかに注目して、ポイントを絞り、
まず、「その場所以外」の場所、
常に使わない、散らかりにくいところから片づける。
出ているモノがあれば、
目についたタイミングで「今」片づける。
始めは大変ですが、ある程度片づいてきたら、どんどんラクにスピードアップしていきます。
今までずっと片づけられなかった、という方も、頭の中でずっと諦めず考え、、やってみる。
始めの一歩を踏み出すように、毎日を過ごすといいと思います。
