ムダな時間を見つけて、使える時間にする。
「何かをしているようで、何もしていない時間」というのは、けっこう長くあるようです。
よく、種の周りの実の部分、とか
ここは「食べられない」という部分の周りが、一緒になって捨てられてしまったりするのですが、
こういうことが時間にもあるように思います。
テレビを見ていたら、見たくないCM部分に費やしている時間が非常に長くなる。
もうすぐ放送が始まる、と、思わせぶりに次の予告をしてCMに入るので、
気が付けば、数分をいやいやテレビに捧げる。
でも内心、「早く終われ」、なんて思っていたりする。(笑)
テレビ番組はCMスポンサーがお金を提供して作成していたりするので、
テレビとしても、当然「見せたいのはココ」、となるのですが、
それを本当に自分が見たいのか、と思うと、自分の人生のロス時間、と考えることもできます。
出掛ける前にあと5分しかないから、と思って諦める仕事。
本当は5分で済むかも知れないのですが、
そもそもそれに、何分かかるか把握していないので、
「もう時間がない」と思ってしまったり。
いつも何となく忙しくして、好きなことにゆっくりした時間が回らない。
これ、なんとなくお金にも共通していて、
毎月お金はぎりぎりかちょうどで、
そんなに余裕のない感じ。
もっと時間に余裕があれば、とか、あと収入が月に10万円増えれば、
などと思うのですが、
例えば、もっと時間的余裕があっても、収入が月10万円増えても、
やっぱりその増えた時点で、さらに、
もっと時間に余裕があれば、
あと10万円増えれば、
と思うことが多いと思います。
あればあっただけ、当たり前に消費してしまいやすい。
それが時間であり、お金なのかも知れません。
さて、そんな散り散りの空白時間を有効に活かそうと思います。
「自分は、今何をしているのかな?」と考える、
と書くと、ちょっとばかみたいかも知れないのですが、
人は意外と自分のしていることが分かっていないと思います。
毎日、「家事できていない」と思って過ごすのも、
「今日の家事は終わった」と思って過ごすのも、
一日の終わりに振り返って、はじめて気づいたりする。
なので一日の終わりではなく、途中で、
今、私は何しているんだろう、と考える。
そして、今日行うことの完成を頭に描き、
逆算して、今、何をすればいいかを考えていく。
一日過ごす時間、何かをしなければと思って過ごす時間の中に
、使える時間が宝石のように散りばめられていて、
それを発見。
もしかしたら宝探しのように、お宝がザックザク。
自分のしたいことに費やす時間が増え、
ボーっとしていていいんだ、と思いながらボーっと休める時間もでき、
そして、するべきことは全て出来ている、
という満足な日々を過ごせる。
そうなるといいと思います。