NHKあさイチ 『テーブルに付いた、コップの「輪じみ」』が、とれる方法。 H30.8.20放送。
テーブルに付いた、コップの「輪じみ」を取る方法。
NHKあさイチで放送していました。
どこの家庭にもある、あるモノを使って…、とのことでしたが、
そのあるモノとは、「マヨネーズ」。
やり方は、テーブルに付いた輪じみに、「マヨネーズ」を塗り、放置。
マヨネーズを拭き取ると、消えている。
とのことです。
(取りづらいシミと思っていたのに、カンタンに取れ、
マヨネーズが魔法のクリームに見える感じでした。(笑))
このマヨネーズを塗ったあとの「放置時間」は、輪染みがついた時期によって変わるので、
輪染みが新しい場合、前日などにつけた時などは5~10分ぐらい。
数カ月以上前など長いものだと、1時間から一晩ぐらい放置することで、
マヨネーズの成分が浸透していき、落ちやすいのだそうです。
(科学的にどう作用するかは分かっていないのですが、と番組でも言っていました)
で、これでも輪染みが消えない場合には、マヨネーズを拭き取ったあと、布をかけ、アイロンでゆっくり熱をかけて温めると輪染みが消えるとのことでした。
(温めてマヨネーズの成分をシミの部分に浸透させる感じです。)
ただ、マヨネーズをテーブルにつけて、テーブルが変色しないか、
アイロンをかけて変色や劣化しないか、
という問題に関しては、NHKでも責任が持てないので、自己責任。
目立たないところで一度試すなどして確かめてから行ってくださいとのことです。
(低温~中温でゆっくり、テーブルを傷めないように様子を見ながらしたり、ドライヤーなど別の方法でも、安全で輪染みが消える方法を慎重に試すのがいいと思います。)
あさイチの放送では、アナウンサーの女性が「テーブルの目立たないところで一度試されてから行ってください」と言った後、
司会の博多華丸・大吉の大吉さんが、「テーブルの目立たないところってどこ?」「全部目立つんじゃない」と、鋭すぎるツッコミ?(注意)をしていました。(笑)
ちなみに、テーブルには輪染みのできやすいテーブルと、できにくいものがあるそうなのですが、
テーブル塗装には種類が3種類あり、
「ウレタン塗装」「オイル塗料」「ラッカー塗装」。
(国内生産のテーブルにはすべて塗装の種類がテーブルの裏などに表示されているので見れば分かるとのこと。(表示義務あり))
一番、輪染みができにくいのが「ウレタン塗装」。
あとの二つは輪染みができやすいテーブルだそうです。
(オイル塗装は、木の自然な味わいがあり、ラッカー塗装はピカピカで高級感があり、塗装の種類それぞれの良さがあるのですが、輪染みに関しては、つきやすいとのことでした)
この3つの塗装すべてに、このマヨネーズの方法は有効だそうです。
また、そもそも「輪染み」とは、この「塗装」の中に入った空気が、表面から白く浮いて見える現象。
(塗装の間に空気が入った状態なのですが、本体が傷ついているわけではない)
スマホの画面に、保護フィルムをつける時、よく空気が入ってしまったりするのですが、
その空気が、保護フイルムの上から浮いて見える。
これと同じ状態。
コップの底の結露の水が、テーブル塗装の粒子の間に入り、
時間が経って、水分は蒸発しますが、そこに空気が残り、
その空気がテーブルの上から見ると、白く見える。
これが輪染みの正体だそうです。
「塗装」の中に入った空気だそうなので、テーブル自体に傷がついているわけではなく、
マヨネーズの成分を浸透させると、
(取れなければ、マヨネーズを拭き取った後に、布を当てアイロンなどでゆっくり熱を加えて浸透させると)
輪染みが消える、という仕組みでした。
輪染みが消えた後、テーブルにマヨネーズの匂いが残るのでは? と、気になるときは、
最後に、ドライヤーの熱風をかけると、匂いも消えるそうです。