家計簿、挫折しない方法でつける。 一行家計簿
明日から四月一日になりますが、
家計簿の方法、見直したいと思います。
友の会の家計簿講習に出たとき、主婦仕事を勉強する友の会に入る方々でも、家計簿をつけ通すことはなかなか難しいんだと知って、なんとなく安心しました。
(安心しちゃいけませんが。(笑))
きっちり毎日の家計簿を何年もつけ通せる方もいらっしゃいましたが、
家計簿つけは大変だと言う方も多く、
「つけられなかったら、そこはガッサリ捨てて、また今日からつけ始める。
そして余裕があったら、さかのぼって、つけていないところをつける。
そうしないで、溜めてしまった家計簿をつけてから、と思うと、
また、つけられない期間が伸びて、なかなかつけられなくなる。」
などの裏技をお聞きし、
理想的にキッチリ家計簿をつけ通せる方々ばかりじゃない、ということを正直に教えて下さり、現実にどうしているか教えて下さった有意義な講習会でした。
ただ、それもそのはず、友の会の家計簿は、とにかく何円を何に使ったか細かくきっちり書いていく、スーパー家計簿。
「自分の使えるお金(予算)に対して、今、自分がどの位の金額をつかっているのか、使い過ぎなのか余裕があるのか分かる」
なんてことは当たり前。
「家計簿で、トイレットペーパーの消費量が多いことが分かり、そこから大腸癌が見つかった。」
「食事のバランスを家計簿で把握。
肉と魚の金額が、野菜の金額と同額ぐらいになるように買う。」
などなど、家計簿から分かることもプロ並みでハンパじゃありませんが、
それを毎日細部まで家計簿につけ、さらに一年間付け通して、お金の流れを把握、
そうし続けることで、この先も生活のお金に困らないようにしていく。
まさに理想的な家計簿であるがゆえ、
実際に、家計簿を一年間つけ通す、ことが大変。
だいたい、「つけとおす」なんて言葉が家計簿とセットになっちゃうぐらい、
難度が高く、挫折率も高い。
私もそんな家計簿に挑戦し、
日々つけたり、つけられなかったり、(笑)、
つけ続けても、もって数ヶ月、
「止めて、またつけ始める」を繰り返したのですが、
たった数ヶ月だけで、私、良くやったという気持ちになりました。(笑)
一年間つけとおすと色々なことが分かり、その真価も分かって、良さが実感できるのかも知れないのですが、
その段階に上がる前に終了。(笑)
今日の買い物一つ一つについて、細かく項目別に書き込み、電卓をたたいて計算すると、
家計簿つけるの「毎日、一、二分」などでは済まないし、
少し溜めればさらに長時間が家計簿つけにかかり、
気力と時間が必要で、正直、大変。
友の会の家計簿、パソコン版もあり、それなら「打ち込むだけで全部出てくるので楽」と言っていたので、そちらならいいかもしれません。
さて、友の会の家計簿に心引かれつつ、
パソコン版を買うにも、今、パソコンのメモリが一杯になってきていて…、という状態の私は、
四月から、一行家計簿をつけてみようと思います。
これ先日テレビで紹介していた方法なのですが、
毎日計算機をたたかなくてもいいという方法。
コチラの記事。 『フジテレビ「ノンストップ!」 1年で50万円貯まる方法。 お金の管理、一行家計簿。』
実はこの「一行家計簿」。
人気の家計簿の方法らしく、検索でこの記事を読みに結構来て下さる。
日付 | 支出項目 支出内容 | 食費&日用品 | おしゃれ | 趣味 | 外食&交際費 | その他 | 合計 | 財布の中身 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1ヶ月の予算 | 50,000 | 10,000 | 6,000 | 10,000 | 10,000 | 86,000 | 30,000 | |
1 | スーパー | 2500 | 2500 | 27420 | ||||
2 | 友人とランチ | 1200 | 1200 | 26298 | ||||
3 | 本 | 600 | 600 | 25691 | ||||
4 | スーパー | 2500 | 2500 | 23191 | ||||
5 | スーパー | 2000 | 2000 | 21125 | ||||
6 | デパート | 5000 | 5000 | 10000 | 11108 | |||
7 | スーパー | 3000 | 3000 | 8092 | ||||
8 | (財布に3万円) | 38092 | ||||||
9 | スーパー | 2500 | 2500 | 35586 | ||||
10 | ||||||||
11 | 料理教室 | 2000 | 4000 | 6000 | 29572 |
日付の一行に、その日かった主な項目の金額を記入。
あとは、今日手元に残った残金を記入すればOK.で、
横罫(今日の残金と支出をきっちり)の金額を合わせたり、必ず計算機をたたく必要は無し。
(一応、今日使った合計ぐらいは電卓で出すのですが、
別にそれをサボったからといって、金額が合わなくなるわけでもなく、
何日か溜めても、横罫をそのまま足して合計欄に書くだけなので、まとめて出来る。)
(詳しくは記事をご覧下さい。)
これで、予算のうち今自分が使いすぎているのか、そうじゃないかが分かるし、おおざっぱだけど、肝心なところは把握できて、いいと思う。
お金の流れを把握することは必要。
それにはまず、家計簿をつけてみること。
でも家計簿を毎日欠かさずつけ続ける難度が高く、現実的に自分には合わない、と思ったら、
自分のつけやすい家計簿にして、とにかく、予算に対して今いくら使っているのか、
今自分は使い過ぎなのか、余裕があるのか、
現実に即して、出来る方法で把握してみるのがいいと思いました。