『医者が考案した「長生きみそ汁」』小林弘幸医師著。 体によく、お味噌がすぐ溶けてレトルトのような手軽さ、冷凍で長持ち、簡単に作れる。 時短と健康の一石数鳥の本。
『医者が考案した「長生きみそ汁」』小林弘幸医師著。
50万部突破のベストセラー本、
読みました。
さっそく作ってみたところ、簡単で、身体によく、
これでガン、糖尿病、動脈硬化を予防できるなら、ウレシイと思います。
本屋さんにコーナーを設けられて平積みされており、家族の健康を求める一家の主婦(私)は、こういうタイトルに弱く、
お買い上げ。(笑)
ただ、本の冒頭は、
すごく、「青汁」ぽかったです。(笑)
『ずっと健康で暮らしていくためにはどうしたらいいのか?
体に良いものはないのか?
探し求めて、研究を重ねてやっと見つけたのが、コレでした。』
と、青汁の映像が出てくる、
アレみたいな感じ。(笑)
(こちらは「長生きみそ汁」ですが。)
レシピは、とても簡単で、作ってすぐに氷を作る容器(製氷器)に入れて一杯分ずつ冷凍でき、
手間なし。
フォークをさすと(シャーベット状に凍るので刺さります)製氷器のマス目)から、簡単に一杯分のお味噌が取れて、使いやすいと思います。
お味噌の中にいろいろ入れて凍らせているので、
あっという間にお湯に溶けてお味噌汁になります。
ただ、冷凍のお味噌なので、熱々を飲みたいときは、
熱湯に溶くだけでなく火にかけて温める方がいいと思います。
たしかに血液サラサラを保て、これは長生きするかも、と思わせる、
「医者が考案した」健康レシピでした。
基本的な作り方もありますが、
かつお節をレンチンして揉むとすぐに細かい粉状になるので、それをトッピングして入れたりできると書いてあり、
私はそれも入れて作ったので、出汁の効いた味わいになりました。
簡単に作れて、身体に良さそうで、手軽に食べられる。
お医者様が考えてくれた長生きレシピで、良かったですが、
一つ上げるなら、マイルドではありますが、リンゴ酢が入り、酸っぱさも入るので、
普通?のお味噌汁にはない、酸っぱさ、
この微妙なクセを家族がなんと言うか。
健康だけでなく、家族の舌に合わせた微妙な配合調整は、各家庭ですることになると思います。
(お味噌の種類も、「続ける」ためには、結局家族好みに寄せたり。)
(本当は先生の本どおりのレシピが健康に良いのだと思いますが、味の好みが合わないと家族単位では続かないことが多いのが現実かも。)
ただ、レトルトのお味噌汁は手軽でいいけど、コスト的に高くついたり、
体にも栄養不足の気がしていたのですが、
お味噌自体に、血液サラサラ美味しい食品などを入れてまとめて作っておけるので、
例えばその日にお味噌汁の具があまりなくて…という日でも、
栄養と旨味のある、贅沢風お味噌汁が手軽にできます。
その日に手抜きをしても、料理仕事の「ため」が貯金のようにあり、
それを引き出して、一手間かけたお料理が完成するのは、
お医者様考えた健康レシピ、ということを除いたとしても、
それだけで料理の時間の繰り回しになり、いいアイデアだと思いました。
出汁を加えたり、自分なりに工夫すると、より家族好みの、お手軽なのに美味しい本格お味噌汁になりますし、
お味噌もすぐに溶けて、手軽で簡単で本格的、
長生きしなくても、取り入れたい時短テクニックにもなる感じです。
毎日のようにお味噌汁を作る主婦としても手軽で助かり、
体を思いやる母としても、お医者様から教えていただけた健康食材。
いいレシピだと思いました。