仕事の早い人の特徴は、「次の作業のイメージが頭にある」こと。
テレビ番組「いきなり黄金伝説」で、タレントさん達が「内職」にチャレンジするコーナーがあります。
そこでの、いとうあさこさん。 なんと内職を完成させるスピードが、プロの早さを超えてました。
どんな内職をやらせても、仲間達より抜きんでて、作業が早い。
実は、私はまったくそういうタイプではなく、
本当に羨ましい限りですが(笑)、
どうしたらそうなれるのか、知りたい。(笑)
で、よく見てみると、一つの作業を終え、「次の作業にかかるスピード」がとにかく早い、
ということを発見。
(とにかくココが神業的な早さ。)
多分、彼女の頭の中には、その作業をしているときに、
「次にする作業のイメージ」がすでにあって、
作業を終えると同時に、すぐ次に取りかかれるんだ、
ということに気づきました。
ふつう、別々に考えて一段落にしてしまう工程を、続きのように考えて作業しているように思います。
これが、焦る感じでもなく、トークにも花を咲かせ、必死というより、淡々とこなす。
本当に早い人って、工場などでもそうですが、
必死さが表に出てるっていう感じじゃない。
むしろ遅い人の方が必死な感じで一所懸命作業していたりする。
もしかしたら、この頭の中のイメージの持ち方が大きいのかも。
一枚のお皿を洗いながら、頭で次のお皿を洗いはじめるイメージ、
というか。
常に、先、先の次のイメージを持っている。
そういえば、川嶋隆太教授の3DSソフト「鬼計算」。
「一つの作業を記憶しながら、次の作業をこなす」、という訓練です。
“ 脳に入ってきた情報を、一時的に保ちながら操作・利用するための「ワーキングメモリー」を鍛える” とのことで、
これをすると仕事の能率がアップするのだそうです。
常に、次にする動作のイメージする。
今の作業をしながら次の作業を意識してみる。
自分で、今の作業をこなしながら次の行動を考える訓練をしてみるのもいいかも知れません。