ズボラさんの、片づけの方法。 一人で片づけるなら、「一度全てを出す」のは、危険。
片づけの方法は、まず捨てる。
なので、
部屋の中に、引出し等に入ったモノを一気に、みんな出して、要らない物を、とにかく捨てる、
まずは捨てることに集中するところから。
そのために一時、足の踏み場もない部屋になる。
という方法をとることが多いですが、
これをズボラさんがすると、
最悪そのまま、出しっぱなしに。
危険。(笑)
最後まで片づけきれる方や、誰かお片づけのプロがお手伝いしてくれる、という時には良い方法だと思いますが、
ずぼラーな方が、一気に全部出したりすると、
それはもう大変なことになります。
片づけようとして、思いっきり散らかす、
という、
コントのような展開に。(笑)
ズボラさんは取りあえず、見えている物から片づけるのがいいかもしれません。
お片づけコンサルタントさんの提唱する、要領のいいやり方ではないかもしれませんが、
多分、これがズボラさんにとっては、一番無難。
お片づけコンサルタント(プロ)がついてする、片づけ法と、
素人が一人でする片づけ法は、違えて当たり前。
自分のレベルに合わせた片づけ法で、すること。
部屋の中をパッと見た状態で
目に見えて散らかっている物、
書類の塊やおもちゃ、洗濯物で畳む前の山、しまわれていない食器類…。
そこから不要なモノを捨て、
残すモノは、自分が「それを探すとき一番最初に見る場所」に戻す。
で、戻しながら、「これどうしたらいいかな」と考える。
その中で要らない物をどんどん処分。
片づける手間を省きたいモノも、処分。
迷う物は、「今は使わないけど、そのウチ使うかもしれない物ボックス」
を作って入れておきます。
そして見えているモノがある程度片づいたところで、一番頻繁に使う、片づけやすそうな引き出しの一つから取りかかる。
まず、その引き出しの物を、一か所にのスペースに全て出し、
(始めの一段、二段は順調に片づけられても、
三段目ぐらいから、翌日に延ばすことになり、
気が付いたら数日、出しっぱなしになっていたりすることに…。
なので、出す場所も、一か所にスペースを取って、
そこから広がらないようにしておく。)
引き出しの底にシートを敷き、
使っていない物に目を向け、処分し、
残すと決めた物には、
出来れば、引出しの中にスペースをとるように、ピッタリの入れ物、仕切りを作ります。
物をその仕切り、それぞれに入れて、一つ一つに置き場所を作る。
使ったらすぐに戻せる場所を物一つ一つに作る感じです。
この仕切られた明確な置き場所の作れないもの、作る気のない物は、なるべく処分する感じ。
毎日頻繁に使う台所からでもいいですし、
整理すると家族が便利になって、喜ぶところからでもいい、
とにかく、片づけ易く、かつ自分が気になる場所だったり、
片づけたら容易に戻らない場所から始めて、「ココを片づけて良かった!」と、効果や喜びが大きく実感でき、次も片づけようとテンションが上がるところから片づけるのがいいと思います。
台所や居間の引き出し、書斎の引き出し、勉強机と一つ一つ片づけていく度に、家の中も気持ちもスッキリしますが、
自分のペースで片づけられる、
無理をしない片づけ法です。
ゆっくりですが、止めなければ、
家は着実に片づいていく。
まずは、引き出しの外に出ている物、
部屋を散らかしている物に注目して、
散らかりの山を一つ一つ崩すつもりで、処分し、しまい、
しまう時の引き出しに入るスペースがなかったとき、その引き出しから不要なものを捨てて、入れる。
一気に出して一気に捨てると、手間が省け要領は良いのですが、
片づけ苦手さんの片づけは、挫折せずに続けられることが一番。
あえてひと手間を加えるつもりで、
見える部分のものから整理。
(引出しに隠すのではなく、なるべく処分する)
部屋を、取りあえず片づいている、という状態にしてみて、
そこから、一つの引き出しの中身を部屋の区切られたスペースを片づけていく。
それを一つ一つ順々に繰り返して、足の踏み場を確保しつつ、着実に進めてみるのもいいと思います。