家事のできない人の原因。 片づけられないさんの家事は、「高速道路を曲がる」感じ。 ADSDさんの家事ルール。
家事したいのに、できない。
片づけても片づけても片づかない。
これがたまたまでなく、いつものことなら、
発達障害やADSD脳かも。
片づけられないには、その人なりの原因があるので、まずそれを確定してみるのがいいかもしれません。
いろいろなケースがあると思うので、その中の一つの原因と対策という感じですが、
原因の一つに、何かをしていると、途中で違うことを思いつき、
そちらに手をつけて、また別のことを思いだし、
思い出したことに取り掛かって…、と、
移り気で、一つのことを最後まで終わらせられない人がいるようです。
これがどうも、サザエさん的で、サザエさんの番組でも「専業主婦の時間割」という回に取り上げられていました。(笑)
(こちらの記事。『家事上手さんの特徴は、「段取り」。 することの「順番」が明確であること。』)
発達障害さんや、ADHDのかたが、多動で、
思いついたことをすぐに言ってしまったり、してしまったりする。
行動でこのような症状がでなくても、
「頭の中が多動」というかたがいらしゃるそうです。
学校で発達障害だと診断されることなく卒業しても、
家事のできない主婦になったりする。
今していた家事に集中していたと思ったら、別のことが気になりそちらへ。
ぜんぜん別のことを熱く語りだし、
そしてまた違うところに意識がいき、そのことをしだして、
始めにしていた家事は、やりっぱなしの状態で放置されて忘れられ、
次のことも、やりっぱなしで放置、
さらに次のことも手を付けた途中…、というような感じ。
これ、はたから見ていると、「高速道路を曲がる感じ」かも。
目的地に真っ直ぐ行けば早いのに、
サービスエリアが目につくたびに曲がって必ず止まって、店を見て、
ということを必要もなくしていたら、
それはなかなか、目的地につかない。
目的地(片づけを終わらせる)があるのに、
普通、曲がらないところを、曲がっていって、別のことをして、
また曲がって別のことをして、
思い出して片づけをはじめるけれど、また脱線する。
真っ直ぐの最短コースからは、いつもしょっちゅう外れる感じで、
なかなかゴールにたどり着けない。
終わらない家事を、延々とし続けて毎日を過ごし、
でも、部屋は散らかっていたり、片づかない、という状態。
もし、心当たりが合ったら、まず自分にそういうクセがあることを自覚する。
それを自分で分かると、あとは「30分は他のことをしない(でコレをする)」とか、「何時までは片づける」ということを決めたり、
終わらせたかチェックをしたり、自分なりに工夫できる。
発達障害やADSD対策の本からルールを参考にして、自分なりの対策を立てたりもできる。
自分の出来ない原因を突き止めて、できる自分なりのルールを確立できるといいと思います。
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